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テニス肘がなかなか良くならないのですが…
テニス肘の痛みでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
テニス肘にショックマスターは有効?
初めまして。ホームページを拝見し、貴院の施術に興味を持ちましたのでご連絡させていただきました。
私は3年前に右肘外側上顆炎、いわゆるテニス肘と診断されました。これまでステロイド注射やPRP療法を試しましたが完治には至らず、現在もゴルフをする際に痛みを感じることがあります。そのため、日常生活でもタオルを絞ったり、重いものを持ち上げたりする動作で不快感があり、非常に不安を感じています。
そこで以下の点についてお伺いしたく存じます。
このような症状が続く原因としてどのようなことが考えられるでしょうか?
ショックマスターという治療法はテニス肘に効果的だと聞きましたが、貴院での施術経験や効果について教えていただけますか?
整体が痛みの緩和や機能改善に有効であるとの情報を見ましたが、貴院の神経整体は私の症状にも適しているでしょうか?
今後の治療方針について具体的なアドバイスをいただければ幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
当院からの返信内容
こんにちは ご質問ありがとうございます。難治性のテニス肘(外側上顆炎)の症状でお悩みの方が多く来院されています。
テニス肘|ショックマスターの可能性

執筆者: 藤田東志(整骨院ふじた・春日院院長)
高校時代に野球で肩を痛めた事を機に治療家の道へ進むことを決意。国家資格取得後、福岡市内有数の整形外科で8年に渡り研鑽を積む。延べ50,000人の症例とレントゲン・MRI検査を照らし合わせながら病態把握技術の向上に努める。その後、2015年に春日市にて開院。検査を徹底する方針に加え、神経そのものに反応を起こす神経整体が評判を呼び、高い評価を受ける。
テニス肘とは何か
テニス肘は、正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、手首を伸ばす筋肉の付着部に炎症が生じる障害です。スポーツ愛好家だけでなく、日常生活で腕を酷使する人にも発症します。特にゴルフや料理など繰り返しの動作が影響することがあります。
主な原因と症状
原因としては、筋肉の過度な使用や加齢による腱の柔軟性低下が挙げられます。症状は肘外側の痛みで、タオルを絞る動作や物を持つ際に強く現れます。進行すると安静時にも痛むことがあります。
治療法:保存療法から再生療法まで
治療は段階的に行われます。保存療法ではストレッチや薬物治療、サポーターの使用が一般的です。効果が薄い場合にはステロイド注射が行われる事もあります。その他再生医療分野ではPRP療法や体外衝撃波治療(ショックマスター)が選択されることもあります。
ショックマスターとは?
当院でも取り扱っているショックマスターは体外衝撃波を利用した治療法で、年齢に伴う短橈側手根伸筋腱の弾力性低下が原因の場合に効果的です。患部を微小損傷させて自然治癒力を促進し、血流改善や疼痛緩和が期待できます。

整体の必要性
テニス肘(外側上顆炎)は短橈側手根伸筋腱の弾力性低下だけが原因でない場合が多く、その場合はストレートネックに伴う神経の滞りや巻き肩による腕の捻じれを解消して、血行促進や筋緊張の緩和を目指す施術が併せて必要です。
テニス肘の症状別ページをご覧ください

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。