
院長:藤田お気軽にご相談ください!
喉に違和感があるとお困りの方からLINEでお問い合わせをいただきました。


ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
はじめまして。ご相談したいことがありご連絡いたしました。
かなり前からある症状なのですが、喉に痰が絡むような、何かが詰まっているような違和感に悩まされています。痛みや腫れは全くないです。休みの日はほとんど気にならないのですが、仕事の日になると必ずその症状が出てきてしまい、特に人前に出てプレゼンをしたり、プレッシャーのかかる場面ではかなりひどくなります。あまりに咳払いをしすぎてしまい、時には気持ち悪くなってしまうほどです。気になって仕事にも集中できなくなってしまうので、職場で多々影響が出ています。
この喉の詰まりは、どんな原因が考えられるのでしょうか?またなにかできるセルフケアなどがあれば教えてほしいです。あわせて、整骨院ふじたさんで行っている施術はこんな症状にも効果がありますか?是非教えて下さい、よろしくお願いします。


喉の違和感と自律神経の関係についてお答えします
仕事の日だけ喉に痰や異物感を感じてしまい、特に人前で話すと悪化する…そんな悩みはとてもつらいですよね。病院の診察では異常なしと言われても症状は続き、日常生活の妨げにもなってしまいます。このような喉の詰まり感や違和感について、当院の視点で原因やセルフケア、施術との関わりをわかりやすく解説します。
まず考えられるのは「咽喉頭異常感症」、いわゆるヒステリー球と呼ばれる状態です。この症状は喉や身体に問題がなくても、ストレスや緊張で気の巡りが乱れることにより喉に異物感や圧迫感が現れます。休みの日には気にならず、仕事やプレッシャーを感じる場面で症状がでる場合は、ストレス性の影響が強いと考えられます。


胃酸が胃から食道へ逆流すると、食道や喉の粘膜が炎症を起こします。これにより喉に「つかえ」や「違和感」を感じやすくなります。特に胃酸が喉付近まで上がることで、異物感や引っかかる感じが強くなります。
鼻水や副鼻腔から出る粘液が喉の奥に流れ落ちる現象を後鼻漏と言います。喉に粘液が溜まることで、粘り気や不快感、異物感を感じるようになります。慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などが原因です。
乾燥した空気は喉の粘膜から潤いを奪います。これにより粘膜が傷ついたり、喉がイガイガしたり、異物があるような感覚が起こります。また、乾燥で粘液が粘り、痰が絡みやすくなるのも原因の一つです。
ストレスや生活リズムの乱れで自律神経が不調になると、喉の筋肉が緊張したり、唾液や分泌物のバランスが崩れます。その結果、喉に詰まるような違和感や、異物感が現れることがあります。
まず一番大切なのは、ストレスをためすぎないことです。喉の詰まりを意識すると余計に気になってしまうことが多いため、ゆっくり深呼吸をする、温かい飲み物で喉を潤す、軽いストレッチや入浴でリラックスするなど、心と体をほぐす時間を意識的に増やしてみてください。仕事中の気分転換も意識しましょう。
当院が得意とするのは、神経に着目した整体アプローチです。ストレスによる自律神経の乱れは、実は首肩まわりや背骨のゆがみ、筋肉の緊張とも深く関わります。検査や問診で根本的な原因を確認し、神経整体で筋肉と神経バランスを整えていくことで、「喉の詰まり感」が軽くなっていくケースも多くみられます。


喉に異物感があっても病院では異常がない場合、多くはストレスや自律神経のアンバランスが関係します。我慢せず、気軽にご相談ください。あなたの毎日が少しでも快適になるように、全力でサポートいたします。

