ヘルニアは本当につらい

[ 2020/07/21 ]

 

『ヘルニアになると、本当にきついですよね。友人から聞いたのですが、地獄に近い痛みがあるからヘルニアっていう名前がついたらしいですよ』

 

その内容はどうやら英語の「ヘル(hell=地獄)」と「ニア(near=近く)」という2つの単語がくっついて、ヘルニアという言葉がうまれたという事のようです。

 

なかなかうまい言葉遊びですが、真実は異なります。

 

ヘルニアの本来の語源は『体の組織などが本来あるべき位置から飛び出した状態』という意味のラテン語である『ヘルニア(hernia)』です。

 

しかし、この友人が話したことについても理解できる点はあります。

 

確かに腰の椎間板ヘルニアや首の椎間板ヘルニアになると、従来よりも痛みのレベルが増大し、足やお尻、腕などにしびれがでます。

 

その結果として、それこそ地獄に近いような苦しみを味わうことは、椎間板ヘルニアを発症した多くの人が経験していることだからです。

 

そのうえ、首や腰に起こる関節トラブルは放置しているとどんどん進行していきます。

 

全身の関節は歯車のように連携して動いているので、1つの関節トラブルを放置していると、関節異常という問題が全身に広がっていく危険性があるわけです。

 

こうして様々な関節が正常に動かなくなると、その周囲にある筋肉や腱・靭帯にも大きな影響を与え、不定愁訴など不調の根源となってしまいます。

 

カラダを支えるうえで最も重要な腰の関節は、平均すると50代から衰え始めると言われています。

 

こうした関節の衰えを考慮すると、特に50代以降の人は体への対策をしっかりと早く行っていく必要があります。

 

日本の健康寿命(日常的な介護を必要とせず、自立した生活ができる生存期間)も男性では71.19歳、女性では74.21歳です。

 

まだまだ元気なうちに、しっかりと体を見つめ人間本来のあるべきカラダ(姿勢)を持ち戻すことこそが健康寿命を延ばす重要なことです。

 

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