【新規ご案内】  12月1日(月) 12:00 17:00 ご予約可能です。

なぜ日本は地震が多い?地震後に起こる“体と心のSOS”

本日の予約状況

日本の周りには「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」という海のプレートと、「北米プレート」「ユーラシアプレート」という陸のプレートの4枚が集まっています。 日本列島は、これら4つのプレートがぶつかり合い、沈み込みが起きている場所に位置しているため、地震がとても発生しやすいのです。

目次

日本で特に地震が多い理由

日本の陸地の下には、「活断層」と呼ばれる、これまで何度も動き、これからも動くと考えられている割れ目がたくさんあります。活断層の両側の岩にも、プレートの動きによってひずみが少しずつたまり、限界になると断層が「ズレ」て地震になります。​

日本には、確認されているだけでも約2000もの活断層があると言われ、まだ見つかっていないものもあると考えられています。それぞれの活断層が何百年〜何万年という単位で順番に動くため、国全体で見ると内陸でも地震が起きる機会が多くなってしまうのです。こうした内陸で起きる「直下型地震」は、震源が街のすぐ近くになることもあり、揺れがとても強くなることがあります。

日本で起こる地震の特徴

海のプレート(太平洋プレートやフィリピン海プレート)は、陸のプレート(北米プレート・ユーラシアプレート)の下にもぐり込んでいます。この境目には「日本海溝」「千島海溝」「相模トラフ」「南海トラフ」などと呼ばれる深い溝(海溝・トラフ)があり、そこでプレートが強く引っ張り合っています。​

海のプレートが沈み込むとき、陸のプレートはぐいぐい引きずられて曲がり、長い時間をかけてひずみがたまります。やがてそのひずみに耐えきれなくなると、陸のプレートが「ビヨン!」とはね上がるように一気に動き、このときに起こるのが「海溝型地震」です。海の底が急に持ち上がるので、津波が起きやすいのもこのタイプの地震の特徴です。

地震が心身に与える影響

地震の揺れや余震への警戒心は、脳や神経に大きなショックを与えます。心が恐怖感に囚われている間、交感神経が優位となり、体は常に緊張状態を保ったままになります。

この状態が長引くと、不眠や過呼吸、慢性的な疲れが続いたり、血流障害や免疫力低下へ発展することも。震災直後だけでなく、ニュースを見続けるだけでも心身へのストレスは積み重なっていくため、適切なケアが重要です。

自律神経の乱れと体調不良

地震のような強いストレスにさらされると、私たちの自律神経は一気に「緊急モード」に切り替わります。身の危険を察知した脳は交感神経を優位にし、心拍数や血圧を上げ、筋肉を緊張させて「いつでも逃げられる状態」をつくります。本来であれば危険が去れば副交感神経が働き、体は休息・回復モードに戻りますが、余震への不安やニュース映像を見続けることで、脳は常に警戒を解きにくくなります。​

その結果、「揺れていないのに揺れている気がする」「足元がふわふわする」「夜になると不安で眠れない」といった症状が続き、いわゆる“地震酔い”や睡眠障害として現れます。さらに、肩こり・頭痛・動悸・胃の不快感・食欲低下・集中力の低下など、多彩な体調不良へと広がっていきます。この状態が長期化すると、慢性的な疲労や抑うつ傾向、意欲低下につながることもあるため、「気のせい」と我慢しすぎず、自律神経を整えるための休息・相談・ケアを早めに取り入れることが大切です。

神経整体の役割

神経整体は、その名の通り神経に反応を起こし体に変化を起こす手技です。背骨や関節を中心に全身のバランスを調整し、自律神経の安定を目指す施術法です。揺らぎやショックによる筋肉の緊張を解きほぐし、副交感神経の活動をサポートすることで、体本来の回復力を引き出します。重なるストレスから解放され、深い呼吸やリラックスを取り戻すことで、睡眠改善や冷えの緩和などの効果も期待できます。

整骨院ふじた・春日院では施術に加え、深呼吸や簡単なセルフストレッチを指導。呼吸の質を高めることで自律神経を整え、興奮した心身を徐々に落ち着かせます。自宅でもできるケアとしては、仰向けやうつ伏せでゆったりと呼吸を繰り返したり、優しいツボ押しや軽い体操が効果的です。疲れや不安がある時こそ、日々の生活の中でケアを習慣化しましょう。

人気記事ランキング

よく読まれている記事をご紹介します。

ブログランキングに参加しています

リンクをクリックして当院を応援してください。


院長:藤田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
福岡県春日市小倉2丁目2
電話番号
092-588-0186
定休日
日曜・祝日・不定休
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次