耳閉感

耳閉感とは

耳閉感とは、「耳が詰まっている」「こもっている」と感じる、実際には耳の穴が塞がっていないのに、音が籠もったように感じたり、違和感が継続する状態を指します。

耳閉感の特徴

耳閉感は、突然または徐々に「耳が詰まっている」「耳に膜が張ったような感じ」と自覚することが特徴です。片耳だけ、または両耳ともに感じることがあり、会話や外の音が遠くなったり、自分の声や呼吸が耳の中で反響することも珍しくありません。ストレスや疲労、睡眠不足で悪化しやすく、特にパソコン作業や環境の変化をきっかけに発症する例も多いです。

日本耳鼻咽喉科学会や厚生労働省の報告によると、耳閉感を主訴に耳鼻咽喉科を受診する人は年間約80万～100万人に上ります。突発性難聴や中耳炎などの代表的疾患の有病率から推定しても、成人のおよそ1～2％が何らかの耳閉感に悩んでいると考えられます。

耳閉感でお悩みなら当院までご相談ください。

耳閉感を放置していると、徐々に聴こえにくくなる場面が増え、会話や仕事でのコミュニケーションに支障をきたします。症状の背後に内耳疾患や難聴、中耳のトラブルが隠れていた場合、適切な治療まで遅れが出て、回復が難しくなることも。悪化すると音がこもるだけでなく、耳鳴りやめまいを併発し、日常生活全般に大きな影響を及ぼす可能性もあります。最悪の場合、非可逆的な聴力障害に進行してしまう危険性も指摘されています。

耳閉感の原因

開院以来、当院には耳閉感でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、耳閉感の原因はひとつではないということです。

耳閉感の原因として次のものが挙げられます。

耳閉感は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が重なり、頭蓋の神経における滞り、側頭筋や耳介周辺の強張り、頸椎カーブの減少や首の関節可動域の低下が引き金となって脳神経や血流に機能障害が生じると、耳への循環不良や神経伝達に異常が起こります。その結果、耳に閉塞感（耳閉感）が生じ、不快な圧迫感や詰まった感覚が続くことがあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。耳閉感は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

耳閉感への対応として、次のようなものが一般的です。

耳垢除去

耳垢を除去する際、器具が耳の皮膚や鼓膜に触れることで痛みや出血、炎症を起こすことがあります。また、頻繁に耳掃除をしすぎると、耳の自浄作用が弱まったり、逆に耳垢を押し込んでしまうこともあります。

点耳薬

点耳薬を使うと、耳の中がじめじめしたり、薬の成分でかゆみや違和感が出ることがあります。また、正しい方法で使わないと十分な効果が得られず、感染や炎症が長引くことも。

耳管通気治療

人によっては違和感や軽い痛みを感じることがあり、繰り返し受ける必要があるケースもあります。

耳閉感を改善するために

まずはあなたの耳閉感の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、耳閉感の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

耳閉感の原因部位を多角的に分析します。頭蓋における神経の滞り、聴神経の反応、側頭筋や耳介周辺の強張り、頸椎カーブの減少による周囲の血流や神経の滞りを詳細に状態把握を行いながら、改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で耳閉感が改善する理由

耳閉感の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。耳閉感は神経の専門家である当院にお任せください。

耳閉感のQ＆A

耳閉感が続くと聴力は落ちますか？

放置すると聴力低下につながる疾患もあるため、長引く場合や他の症状が出たときは早めに受診してください。

睡眠不足やストレスと関係していますか？

これらは大きな要因の一つです。体調管理やストレスケアが症状の軽減につながる場合も多いです。

自分で耳掃除をしても大丈夫ですか？

やりすぎると外耳道を傷つけたり、症状を悪化させる危険性が高まるため控えましょう。

片耳だけ詰まることもありますか？

多くの場合、片耳のみ症状が現れることも珍しくありません。左右差がある場合も気づきを大切にして受診しましょう。

運動やお風呂で症状が良くなるのはなぜですか？

体液の循環や自律神経の作用で一時的に症状が改善する場合がありますが、一過性のもので根本解決にはなりません。

生活習慣はどう改善すべきですか？

十分な休息とバランスの良い食事、水分補給、ストレスケア、規則正しい生活を心がけてください。

耳閉感で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体と耳閉感は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

耳閉感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。