外側側副靭帯損傷

外側側副靭帯損傷とは

膝の外側にある「外側側副靭帯」という靭帯が、スポーツや転倒などで強い衝撃を受けて傷ついたり、部分的に切れたりする状態です。この靭帯は膝の安定性を保つ重要な役割があり、損傷すると痛みやぐらつきを感じます。

外側側副靭帯損傷の特徴

この損傷は比較的まれですが、膝の外側に痛みや腫れが起こり、動作時に膝がぐらつき不安定に感じるのが特徴です。症状には軽度から重度まであり、軽いものは自然に治ることもありますが、重症の場合は手術と長期のリハビリが必要になることもあります。

厚生労働省の膝関節関連の統計によると、膝靭帯損傷全体は年間数万人規模と推定されています。外側側副靭帯損傷は内側側副靭帯損傷より発生頻度は低く、全膝靭帯損傷の約10～20％と考えられています。具体的な数字は限定的ですが、スポーツ人口の多さも相まって患者数は決して少なくありません。

外側側副靭帯損傷でお悩みなら当院までご相談ください。

外側側副靭帯損傷を放置すると、膝関節の不安定感が続き、日常生活やスポーツ中に膝がぐらついて転倒や再損傷のリスクが高まります。その結果、軟骨のすり減りや半月板損傷が進行し、将来的に変形性膝関節症を引き起こす恐れがあります。最悪の場合、歩行困難や慢性的な膝の痛みに悩まされることもあります。

外側側副靭帯損傷の原因

外側側副靭帯損傷の原因として次のものが挙げられます。

複数の要因が重なり、膝関節に不安定性や荷重バランスの乱れが生じることで外側側副靱帯には過剰な負担がかかります。その結果、靱帯の支持機能が低下し、周囲の筋緊張や炎症、膝周囲の動作制限を引き起こし、これが外側側副靱帯損傷として症状に現れます。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。外側側副靭帯損傷は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

外側側副靭帯損傷への対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

トレーニングは正しい方法で行わないと、かえって膝を痛めることがあります。また、継続して通院や自宅での運動を続ける根気が必要で、効果が実感できるまでに時間がかかることがあります。

装具療法

装具はあくまで一時的に支える手段であり、リハビリと併用することが重要です。

物理療法

単独で完治を目指せるわけではなく、他の治療と組み合わせる必要があります。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

外側側副靭帯損傷に深く関わる足関節の安定性を多角的に評価します。靭帯の張力や関節可動域の検査、周囲筋群の状態を確認し、歩行やバランスへの影響を詳細にチェックします。必要に応じて提携医療機関でのレントゲンやMRI画像を参考に精度を高め、再発予防と機能回復を目指した改善を行います。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

外側側副靭帯損傷のQ＆A

損傷した靭帯は完全に元通りになりますか？

完全断裂の場合は元通りに戻るのは難しく、手術や専門的治療が必要になることがあります。

手術を避けたい場合はどうすればいいですか？

適切なリハビリと膝周りの筋力強化で安定性を高めることが重要です。

腫れはどのくらい続くのが普通ですか？

損傷の程度によるが、数日から数週間続くこともあります。

膝の不安定感はいつまで続きますか？

適切な治療を行わないと長期間続き、転倒リスクが増えます。

階段の昇り降りが辛い場合の対処法は？

手すりを使い、無理な負荷をかけずにゆっくり行うことが重要です。

外側側副靭帯損傷の人がやってはいけないことは？

過度の負荷や無理なひねり、痛みがある状態でのスポーツは避けてください。

外側側副靭帯損傷で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

外側側副靭帯損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。