小胸筋症候群

小胸筋症候群とは

小胸筋症候群とは、胸の筋肉のひとつである小胸筋が緊張して固くなり、その場所を通る神経や血管が圧迫されることで、腕や手にしびれや痛みが生じる状態を指します。特に、長時間の悪い姿勢やデスクワークが原因になりやすいです。

小胸筋症候群の特徴

特徴としては女性の割合が高く、男性の2倍になると推定されています。姿勢やデスクワーク作業の関連性は男女共通ですが、女性は筋肉量が少なく、骨格や巻き肩等により発症が多いためです。

厚生労働省の胸郭出口症候群や神経圧迫症状に関する調査は限定的ですが、デスクワークやスマホの普及により増加傾向とみられます。全国的な詳細患者数の公表はありませんが、およそ数十万人単位の患者が潜在的にいると推測されます。特に中年層の男女に多い傾向が見られます。

小胸筋症候群でお悩みなら当院までご相談ください。

小胸筋症候群を放置すると、腕や手のしびれや痛みが悪化し、握力低下や細かい手の動作困難が進行します。慢性的な神経圧迫により、感覚異常や筋力低下が不可逆的になる恐れがあり、仕事や日常生活の支障は増大します。睡眠障害も重なり、生活の質が著しく低下します。最悪の場合、手の機能障害が深刻化し、日常動作に大きな支障が出るため早期の治療が重要です。

小胸筋症候群の原因

開院以来、当院には小胸筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、小胸筋症候群の原因はひとつではないということです。

小胸筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

小胸筋症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因によって姿勢が崩れ、小胸筋の過緊張が引き起こされます。その結果、神経や血管が圧迫されて血流障害や神経障害が生じ、腕や肩にしびれや痛みが現れます。さらに小胸筋の緊張が続くことで筋肉の炎症や負担が増し、これが小胸筋症候群としての肩こりや不快感の原因となります。日常生活の姿勢改善や筋肉の緊張をほぐすことが重要です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。小胸筋症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

小胸筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

継続が必要で、すぐに効果が出るわけではありません。また、正しい方法で行わないと筋肉を逆に痛めたり症状を悪化させるおそれがあります。特に自分で判断して無理をすると、かえって小胸筋に負担をかけてしまう場合があります。

理学療法

効果を得るまでに時間がかかることがあり、継続的に通院する必要があります。費用がかかることもあるほか、一時的に筋肉痛や不快感が出ることがあります。また、症状が強い場合は理学療法だけでは改善しにくいこともあります。

薬物療法

症状を一時的に抑えるだけで、根本的な原因を解決しません。また、薬の副作用として胃の不調や肝臓への負担が出ることもあります。長期間の使用は推奨されず、薬に頼りすぎると筋肉の負担を見逃し、症状が慢性化するリスクもあります。

小胸筋症候群を改善するために

まずはあなたの小胸筋症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、小胸筋症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

小胸筋症候群に関しては、小胸筋の過緊張や癒着による神経血管圧迫が主な原因です。まずは胸部や肩甲骨周辺の筋肉の状態を詳細に評価し、可動域検査と整形外科的テストを行います。これらの検査結果を踏まえ、症状改善を目指した治療計画を立てます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で小胸筋症候群が改善する理由

小胸筋症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。小胸筋症候群は神経の専門家である当院にお任せください。

小胸筋症候群のQ＆A

小胸筋症候群は自然に治りますか？

自然軽快するケースもありますが、姿勢や筋肉の状態が改善しなければ慢性化しやすいです。専門的な治療と生活習慣の見直しが重要です。

マッサージは効果ありますか？

筋肉の緊張緩和に役立ちますが、一時的な軽減でしかない場合もあります。根本改善には姿勢矯正や運動療法が必要です。

ストレスは症状に影響する？

筋肉の緊張や血流悪化につながるため、症状を悪化させることがあります。

小胸筋症候群と胸郭出口症候群の違いは？

胸郭出口症候群は複数の原因で神経圧迫が起こる総称で、小胸筋症候群はそのうち小胸筋による圧迫に特化したものです。

夜間痛の対処法は？

寝る姿勢を工夫したり、軽いストレッチで筋肉をほぐすことが効果的です。

小胸筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体と小胸筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

小胸筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。