後十字靭帯損傷

後十字靭帯損傷とは

後十字靭帯損傷は、膝関節の奥にある後十字靭帯（PCL）が部分的または完全に損傷することを指します。この靭帯は、膝の骨が後ろにずれるのを防ぎ、膝の安定性を保つ重要な役割を持っています。損傷すると膝の不安定感や痛みが現れ、日常生活やスポーツに支障が出ます。

後十字靭帯損傷の特徴

後十字靭帯損傷は受傷直後に膝の裏側に痛みや腫れが生じますが、これが軽減すると膝の安定感が失われ、不安定さが慢性的な問題になることがあります。歩行や階段の昇降、スポーツ活動で膝のぐらつきや膝崩れが起こりやすく、痛みのない期間も油断できません。慢性的には軟骨損傷や半月板損傷を引き起こすリスクもあります。

厚生労働省の膝関節疾患に関する調査によると、十字靭帯損傷の患者数は年間で数万人にのぼり、そのうち後十字靭帯損傷は全損傷の約1割と推定されます。実際の患者数は推定で数千から一万人規模と考えられ、特にスポーツや交通事故の影響で若年から中年層に多い傾向があります。

後十字靭帯損傷でお悩みなら当院までご相談ください。

後十字靭帯損傷を放置すると、膝の不安定性が悪化し、歩行や階段の昇降、スポーツ活動に支障が出ます。これが慢性化すると膝関節の軟骨や半月板が損傷を受け、慢性的な痛みや腫れを伴う関節炎に発展します。最悪の場合、膝の変形や慢性の運動制限により日常生活に大きな支障が出ることもあります。

後十字靭帯損傷の原因

開院以来、当院には後十字靭帯損傷でお困りの方が数多く来院されています。

後十字靭帯損傷の原因として次のものが挙げられます。

後十字靭帯損傷によって膝関節の安定性が低下すると、骨や軟骨、周囲の靭帯に過度な負担がかかり、血流や神経伝達の機能にも影響が及びます。その結果、膝周囲の筋肉に炎症や張りが生じ、慢性的な痛みや可動域制限が現れるのが特徴です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。後十字靭帯損傷は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

後十字靭帯損傷への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

靭帯が完全に元の強さに戻らない場合もあり、膝の不安定感が残るケースもあります。スポーツ復帰を希望する人や大きく損傷した場合は、満足できる回復が得られにくいことがあります。

手術療法

手術は入院やリハビリが必要となり、体への負担が大きい点があります。復帰までに長いリハビリ期間が必要となるのが難点です。

装具療法

装具は膝を安定させますが、根本的に靭帯を治すものではありません。また、装具がずれて違和感をおぼえることもあり、スポーツでは動作の制限になることがあります。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

後十字靭帯損傷と深く関わる膝関節の安定性を丁寧に分析します。脛骨の前後動きや膝の可動域、周囲筋群の緊張を検査し、歩行時や階段動作への影響を確認します。必要に応じて提携医療機関でのMRIやレントゲンを活用し、損傷部位の状態を正確に把握して最適な改善プランへつなげます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

後十字靭帯損傷のQ＆A

痛みがなくても不安定感は治りますか？

痛みがなくても靭帯の機能障害により不安定感が残ることが多いため、早期にリハビリを開始することが望ましいです。

膝の不安定感は完全に無くなりますか？

膝の不安定感は完全に消失しない場合もありますが、生活に支障がないレベルまで軽減できます。

膝のぐらつきは何が原因ですか？

膝のぐらつきは後十字靭帯の損傷により骨の支えが弱くなったことが原因です。

変形性膝関節症になるリスクはありますか？

放置すると変形性膝関節症に進行するリスクが高まるため、可動域改善など適切な対応をおすすめします。

後十字靭帯損傷で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

後十字靭帯損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。