斜角筋症候群

斜角筋症候群とは

首の前側にある斜角筋が緊張・肥大し、そこを通る神経や血管を圧迫して腕や手に痛みやしびれを引き起こす状態を指します。長時間の悪い姿勢や筋肉の使いすぎが原因となりやすいです。

斜角筋症候群の特徴

斜角筋症候群は、首の筋肉（斜角筋）が過剰に緊張し、神経や血管を圧迫することで起こります。肩こりや首の痛み、腕から指先にかけてのしびれや痛み、腕のだるさ、握力の低下、細かい手の動作の難しさなどが特徴です。症状は徐々に悪化し、呼吸が苦しく感じることもあります。長時間のデスクワークやスマホ使用がリスクを高めます。

厚生労働省の公式な調査で斜角筋症候群単独の具体的な患者数は明示されていませんが、胸郭出口症候群として分類される疾患群の中に含まれ、肩こりや腕のしびれで医療受診する方は数十万人規模と推定されます。こうした症状はデスクワーク中心の生活者に多く見られます。

斜角筋症候群でお悩みなら当院までご相談ください。

症状を放置すると神経や血管の圧迫が進み、腕から手先のしびれや痛みが強くなり、握力低下や筋力低下により日常動作に支障をきたします。細かい作業が難しくなり、仕事や趣味にも影響が出ます。血行不良により皮膚の冷えや倦怠感も生じやすくなります。重症化すると神経の損傷により感覚障害や筋萎縮につながる可能性があり、最悪の場合は手術が必要になることもあります。

斜角筋症候群の原因

開院以来、当院には斜角筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、斜角筋症候群の原因はひとつではないということです。

斜角筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

斜角筋症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

斜角筋症候群は、不良姿勢やストレスにより斜角筋が緊張、収縮して首の神経や血管を圧迫すると発症します。複数の原因が重なり、首の筋肉の緊張や可動域の低下が起こることで、神経障害や血流不全が生じ、腕や肩のしびれ、痛み、また肩や背中上部の筋肉に炎症や負担が増し、結果として肩こりの症状が現れます。不良姿勢や長時間のデスクワーク、なで肩、重い物の持ち運びなども引き金になることが多いです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。斜角筋症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

斜角筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

電気療法

あくまで補助的な効果に留まり、症状の根本原因には直接アプローチできないことです。また、機械の刺激を苦手に感じる人もいます。単独で続けても痛みが完全に消えるとは限りません。

薬物療法

痛みを抑えることはできますが、根本的な治療にはならず長期使用による副作用や依存のリスクがあります。薬を飲み続けるだけで症状が改善しないことも多く、症状の元を治すためには他の治療が必要です。

理学療法

正しい方法で行わないと逆効果になる場合があります。例えば、過度のストレッチは筋肉を硬くしたり痛みを悪化させることがあります。また、効果が出るまでに時間がかかることや、継続が必要な点も課題です。

斜角筋症候群を改善するために

まずはあなたの斜角筋症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、斜角筋症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

斜角筋症候群では、首の斜角筋の緊張により腕神経叢や鎖骨下動脈が圧迫されるため、詳細な動作と触診による検査が重要です。特にモーリーテストで前・中斜角筋間を圧迫し、肩や腕に痛みやしびれが出るかを確認します。加えて首・肩甲骨周辺の可動域や姿勢もチェックし、必要に応じて姿勢異常を評価し、改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で斜角筋症候群が改善する理由

斜角筋症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。首や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は首や背中から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。斜角筋症候群は神経の専門家である当院にお任せください。

斜角筋症候群のQ＆A

斜角筋症候群の人がやってはいけないことは？

無理なストレッチや長時間同じ姿勢を避け、筋肉を過度に緊張させる動作は控えましょう。

痛み止めが効かない場合はどうすれば良い？

筋肉の緊張や神経圧迫が原因なので、電気療法や整体の併用をおすすめします。

日常生活で気をつけるべき姿勢は？

首や肩に負担をかけないため、パソコンやスマホの画面を目線の高さに保つことが重要です。

寝るときの姿勢はどうすれば良い？

首をまっすぐに保ち、枕の高さを調整して過度な屈曲を避けてください。

斜角筋症候群と似た症状の疾患は？

胸郭出口症候群や手根管症候群、小胸筋症候群が類似症状を示します。

痛み以外に気を付けるべき症状は？

しびれや筋力低下が進むと日常生活に支障が出るため早めの対応が必要です。

斜角筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体と斜角筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

斜角筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。