SLAP損傷

SLAP損傷とは

SLAP損傷とは、肩の関節唇の上部が裂けたり剥がれたりして起こるケガで、肩関節の安定性が低下します。主に投球や腕を高く上げるスポーツで肩を酷使した際に発症し、肩の痛みや不安定感を引き起こします。

SLAP損傷の特徴

SLAP損傷は肩関節の軟骨である関節唇の上部が上腕二頭筋の働きで剥がれることで起こります。肩を動かすと痛みや引っかかり、不安定感が現れ、肩にクリック音がすることもあります。特にオーバーヘッドスポーツの動作で症状が悪化しやすいのが特徴です。

厚生労働省の運動器疾患に関する調査によると、肩関節疾患で年間約200万人が医療機関を受診しています。特にSLAP損傷は20〜40代のスポーツ選手に多く、野球人口約750万人のうち投球障害肩の10〜15％程度が関連していると推定されます。

SLAP損傷でお悩みなら当院までご相談ください。

SLAP損傷を放置すると肩の不安定感が悪化し、関節唇の損傷が広がります。やがて慢性的な肩の脱臼や亜脱臼を繰り返し、日常生活で腕を上げる動作が困難になります。痛みやクリック音が増え、最終的には肩の機能障害が深刻化し、仕事やスポーツが続けられなくなるリスクが高まります。

SLAP損傷の原因

開院以来、当院にはSLAP損傷でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、SLAP損傷の原因はひとつではないということです。

SLAP損傷の原因として次のものが挙げられます。

SLAP損傷は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

SLAP損傷は、複数の要因が重なり、肩甲骨や胸郭の動きの不均衡や肩関節の可動域制限により、上腕二頭筋の牽引力が関節唇に過度な負担をかけることで発症します。この機能障害が炎症や痛みを引き起こし、肩の動きに伴う不安定感や引っ掛かり感などの症状となります。特にオーバーヘッド動作の繰り返しが損傷を悪化させることが知られています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。SLAP損傷は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

SLAP損傷への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

手術をしないため体への負担は少ないですが、治るまでに時間がかかり、数週間から数ヶ月かかることが多いです。また、肩の損傷が重い場合は十分に改善しないことがあり、痛みが長引くこともあります。スポーツ選手など肩をよく使う人は完治が難しく、手術療法が必要になる場合もあります。

物理療法

痛みを一時的に和らげる効果があるものの、根本的な治癒を促す力は限定的です。単独では治療効果が弱く、継続的に通う必要があります。また、症状によっては刺激が強すぎて逆に痛みを感じることがあるため、専門家の指導のもとで行う必要があります。

理学療法

効果的な反面、リハビリを継続する根気が求められます。痛みがある状態で無理に動かすと症状が悪化する恐れがあり、適切な指導なしに行うと逆効果になることがあります。また、完治まで時間がかかり、結果が出るまでに数ヶ月かかることもあります。

SLAP損傷を改善するために

まずはあなたのSLAP損傷の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、SLAP損傷の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

SLAP損傷は肩関節の関節唇上部に損傷が生じるもので、肩甲骨や胸郭、体幹の動きも関わり肩関節に負担がかかります。治療では首や肩甲骨周辺の可動域、肩関節の安定性を細かく検査し、肩甲骨の動きや姿勢の評価も行った上で改善を目指します。これにより、肩関節だけでなく関連部位の機能も合わせて調整することで再発予防を図ります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でSLAP損傷が改善する理由

SLAP損傷の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。SLAP損傷は神経の専門家である当院にお任せください。

SLAP損傷のQ＆A

どんな原因でSLAP損傷が起きますか？

肩に繰り返し負荷がかかるスポーツ（野球、ラグビーなど）や転倒、肩を無理に動かした際の外傷、加齢による靭帯の劣化が原因になります。

普段の生活で気をつけることは？

無理に肩を動かさず、痛みのある動作を避けることが大切です。姿勢の改善や適度なストレッチは回復を助けます。

肩に痛みがあればそれはSLAP損傷ですか？

痛みだけでなく、動作中の不安定感やクリック音も合わせて見る必要があり、他の肩の疾患と区別が重要です。

スポーツに復帰は可能ですか？

適切な治療とリハビリ後、再発防止しながら復帰を目指せます。

子どもでもSLAP損傷になりますか？

成長期のスポーツ選手でも起こり得ます。痛みが続く場合は医師に相談を。

SLAP損傷で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体とSLAP損傷は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

SLAP損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。