水泳肩

水泳肩とは

水泳肩は、水泳の反復的な肩の運動の影響で、肩関節周囲の腱や筋肉などに炎症や損傷が生じる状態です。特にクロールやバタフライのように肩を大きく回す動作を繰り返すことで起こります。

水泳肩の特徴

主に肩の前や奥の痛みが代表的で、腕を上げたり後ろに動かすと強く痛むことがあります。練習中だけでなく、日常動作や夜間にも痛みや違和感が残る場合が多いです。進行すると肩の可動域が制限され、肩が重くだるくなったり、肩を使った動作全般に支障が出ることもあります。

厚生労働省などの大規模調査で「水泳肩」単独の全国推計患者数は明示されていませんが、水泳経験者のうち肩の障害を有する人は最大で活動人口の10～20％におよぶと推測されます。競技水泳を行う人やマスターズ参加者ではさらに割合が高い傾向にあります。

水泳肩でお悩みなら当院までご相談ください。

肩の違和感や痛みを放置して無理に練習を続けると炎症や腱へのダメージが進行し、肩の可動域制限や動作障害が固定化してしまいます。重症化すれば腱板断裂や滑液包炎などを併発し、日常動作にも支障が出てしまう危険性があります。最悪の場合、肩がほとんど動かせなくなり、水泳だけでなく日常生活にも深刻な影響が生じる可能性があります。

水泳肩の原因

開院以来、当院には水泳肩でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、水泳肩の原因はひとつではないということです。

水泳肩の原因として次のものが挙げられます。

水泳肩は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が重なり、肩関節の可動域低下や柔軟性の不足、過度な練習、不適切なフォームによって肩周囲の筋肉や腱に負担と炎症が生じ、腱や滑液包への血流障害も加わることで、肩周辺組織に機能障害が発生し、それが水泳肩となって現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。水泳肩は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

水泳肩への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・アイシング

長期間の安静は筋力や関節の動きが衰える場合があります。また、アイシングのやりすぎや極端に冷やし過ぎると凍傷や血流障害の原因になることもあり、適切な時間や頻度を守る必要があります。

消炎鎮痛剤・湿布の処方

薬や湿布だけで根本的な原因が解決されることは少なく、痛みが和らぐことで運動を早く再開し、かえって症状を悪化させる恐れもあります。

物理療法（電気治療・ハイボルト・温熱療法など）

治療を受けている間だけは痛みが改善しても、日常生活や運動時の姿勢や使い方を見直さないと再発しやすいです。また、機器による刺激や温めは一部の人に合わなかったり、過度な使用で皮膚トラブルや火傷のリスクもあります。

水泳肩を改善するために

まずはあなたの水泳肩の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、水泳肩の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

水泳肩の評価では、肩関節や肩甲骨まわりの筋力・柔軟性・可動域を丁寧にチェックし、動作時のフォームや肩の回旋動作に注目します。バランス改善を重視し、根本的な機能回復を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で水泳肩が改善する理由

水泳肩の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。水泳肩は神経の専門家である当院にお任せください。

水泳肩のQ＆A

なぜ水泳肩になるのか、明確な原因は？

肩の使いすぎ、筋力・柔軟性の不足、姿勢不良や泳法の問題などが複合的に絡み合って発症します。個人差も大きくあります。

普段の生活ではどんなことに注意すべき？

肩に負担がかかる繰り返し動作や、無理な体勢は避け、こまめなストレッチや温熱、姿勢の維持を心がけます。

正しい泳ぎ方で防げる？

フォームやストロークを見直し、無理な肩の捻りや動きを抑えることで再発防止や予防が期待できます。

どれくらいで練習に復帰できる？

重症度や治療反応によりさまざまですが、軽症なら1～2週間、重症なら数ヶ月かかることもあります。

他のスポーツでも同じような症状になる？

野球肩やテニス肩など、肩を酷使する競技では類似の障害が発生します。

若年層や女性でも水泳肩になるのか？

年齢や性別を問わず、強度の高い練習や負担が続くと発症します。

水泳肩で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体と水泳肩は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

水泳肩は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。