食いしばり

食いしばりとは

食いしばりとは、無意識のうちに上下の歯を強く噛みしめてしまう癖や状態を指します。日中の緊張時や就寝中など、本人が自覚しにくいことが多いのが特徴です。

食いしばりの特徴

食いしばりは、日常生活の中で無意識に歯を強く噛みしめてしまうことで、歯や顎、筋肉に余計な負担がかかります。これにより、歯のすり減りや欠け、顎の痛み、頭痛や肩こりなど様々な不調が現れます。特にストレスや集中時に症状が強くなりやすく、睡眠の質にも影響を及ぼすことがあります。

厚生労働省の調査や歯科医師会の報告によると、日本人の約8～15％が食いしばりや歯ぎしりの症状を有していると推定されています。実際には自覚のない人も多く、さらに多くの人が何らかの影響を受けている可能性があります。

食いしばりでお悩みなら当院までご相談ください。

食いしばりを放置すると、歯のすり減りや欠け、詰め物の破損が進行し、知覚過敏や歯の痛みが悪化します。また、顎関節への負担が増すことで顎関節症を発症し、口が開けづらくなることも。さらに、慢性的な肩こりや頭痛、睡眠障害に発展し、集中力の低下や日常生活の質の低下につながる恐れがあります。最悪の場合、歯の破折や顎関節の変形、抜歯が必要になることもあります。

食いしばりの原因

開院以来、当院には食いしばりでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、食いしばりの原因はひとつではないということです。

食いしばりの原因として次のものが挙げられます。

食いしばりは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が重なり、歯の食いしばりによって顎や首周囲の筋肉が過緊張を起こすと、頸椎のカーブが減少し、関節の可動域が低下します。その結果、末梢神経や血流に障害が生じ、背中上部の筋肉に炎症や負担がかかり、肩こりや首・背中の不調へとつながります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。食いしばりは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

食いしばりへの対応として、次のようなものが一般的です。

マウスピース装着

1日20時間以上の装着が必要な場合が多く、食事や歯磨きのたびに外す手間があります。自己管理が必要で、装着時間が短いと効果が出ません。また、手入れを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

噛み合わせの調整

歯を削るなどの処置が必要になるため、元の歯の形が戻らなくなります。調整が不十分だと逆に噛み合わせが悪化することもあり、慎重な診断と高い技術が求められます。また、すべての食いしばりの原因が噛み合わせだけとは限らないため、効果が限定的な場合があります。

矯正治療

治療期間が長く、数年かかることもあります。費用も高額になりやすく、装置の装着による違和感や痛み、歯の移動に伴うリスク（歯根吸収や虫歯など）もあります。また、治療後に後戻りする可能性もあるため、継続的な管理が必要です。

食いしばりを改善するために

まずはあなたの食いしばりの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、食いしばりの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

食いしばりと深く関わる顎や側頭部、咬筋の状態を詳細に分析します。顎関節の動きや噛み合わせのバランス、顔面や首の筋肉の緊張度を丁寧にチェックし、改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で食いしばりが改善する理由

食いしばりの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。食いしばりは神経の専門家である当院にお任せください。

食いしばりのQ＆A

食いしばりと歯ぎしりの違いは？

食いしばりは上下の歯を強く噛み合わせる状態、歯ぎしりは歯をこすり合わせる動作です。どちらも顎や歯に負担をかけます。

食いしばりの主な原因は何ですか？

ストレスや噛み合わせの問題、生活習慣が主な要因とされています。

マウスピースは効果がありますか？

歯や顎を守る効果があり、症状の緩和や進行予防に有効です。ただし根本的な解決には他の対策も必要です。

食いしばりを自分で治す方法はありますか？

日中の意識的な力みの回避や、ストレス解消、正しい姿勢の維持などがセルフケアとして有効です。

食いしばりで肩こりや頭痛が出るのはなぜ？

顎の筋肉の緊張が首や肩、頭部の筋肉にも波及し、痛みやこりを引き起こします。

食いしばりがあると睡眠に影響しますか？

睡眠の質が低下し、朝の疲労感や日中の眠気につながることがあります。

食いしばりで悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体と食いしばりは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

食いしばりは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。