喫煙と腰痛の関連
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2022/09/12 ]
1958年に生まれた児を1991年(33歳)まで追跡した症例数5781例のコンホート研究では、中等度から重度の喫煙が腰痛発症の危険因子であることが示された。
12~22歳の双子9600例を8年間追跡したコンホート研究では、腰痛発症と喫煙は量依存的に相関を認める事が示された。
また調査開始時14歳、16歳または18歳で特定の日を誕生日とする者を抽出し、健康に関連した行動様式が中年早期までの腰痛発症の予測因子となりうるかを検討した症例数57,408例、平均観察期間11.1年のコホート研究においては、腰痛による入院の危険因子の1つとして毎日の喫煙があげられる。
(引用:腰痛診療ガイドライン2012)
慢性的な腰痛に悩まされているなら、すこしタバコの本数を減らすことから始めてみるのもいいかもしれませんね。
これからも皆さんの生活に参考になる情報をお伝えしていこうと思います。
楽しみにしててくださいね!