右ふくらはぎの激痛で走れなかったランナー。その意外な原因とは?

[ 2024/02/26 ]

40歳 女性 趣味:マラソン 1週間に6日走る 平日10~15km・週末20㎞

 

1か月程前より右ふくらはぎに走った際攣ったような鋭い痛みと右下肢全体の重さが出現するようになる。

 

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走り始めは痛くないが、1.5kmあたりで鋭い痛みが走るようになり続行が困難となる。

 

整形外科に2件受診するも、『肉離れ』や『OVER  USE(使い過ぎ)』と言われて、自宅近くの整骨院で超音波や脛やふくらはぎのマッサージをしてもらうも一向に改善せず。

 

その後ネット検索で当院を見つけられ、粕屋群からのご来院でした。

 

初回検査の結果では、ジャンプやつま先立ちなどは支障なく出来ていて、ふくらはぎに圧痛もなく肉離れではないと判断。

 

痛い右側の骨盤・股関節周りの動きの硬さから坐骨神経に負担がかかった坐骨神経痛と判断。

 

よくお聞きすると痛みが出る3か月前に右股関節の痛みが続いたことがあったそうです。(その後の整形外科で両股関節臼蓋形成不全と診断)

 

3週間程安静を指示していました。

 

そして1か月後の検査では、3km~10km走れるようになったと嬉しい報告。

 

股関節の動きも。改善傾向。

 

そして2か月後にはふくらはぎの突っ張り感も消失して、1日12km・週に5回走れるまで回復。

 

そして約3か月が経過した2月18日熊本マラソンにてフルマラソン完走を成し遂げられました。

 

実はこの方、フルマラソンを走るのは人生初めてだそうです。

 

ハーフまでは痛みや不安感なく走れるようになっていたが30kmから先は未知の領域だったので、走れるか不安だったどうですが最後まで痛みは出ることなく無事に3時間台での完走となりました。

 

ゴールした際は走れた喜びとゴールできた嬉しさで感極まって涙を流したそうです。

 

『ここに来てなかったら、今もまだ路頭に迷っていたかもしれません。おかげで走れたことに感謝です』と満面の笑みでご報告頂けたときは本当に嬉しい限りでした。

 

結構、同じランナーの方でも股関節や坐骨神経痛の痛みでマラソンを途中断念した方も多いと聞きました。

 

アスリートは日常の痛みが出ないのが当然で、高負荷に耐えれるだけの余裕を持つことが長くスポーツを継続していくうえで大事なことだと再認識しました。

 

アスリートに求められることは、神経の滞りがない状態で感覚が研ぎ澄まされていることが大事。

 

そうでなければ体の小さな違和感や異変に気づけないからです。

 

小さな違和感や張り感に気付かずプレーを続けていると、大きなケガやパフォーマンスの低下に繋がりかねません。

 

もちろんこれは一般の方にも言えていることです。

 

神経の滞りが起きれば、神経は敏感にも鈍感にもなります。

 

敏感になりすぎても日常生活がしんどくなるし、鈍感になりすぎるといよいよ痛みが出たときは物凄い痛みへとなってしまいます。

 

一度でも強いぎっくり腰や寝違いを経験したことがある人は今は痛くなくても要注意です。

 

2024年3月・4月は春日市の整骨院ふじたで無料カウンセリング実施中です。

 

一度このタイミングでお体の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

春日市の神経整体院

『整骨院ふじた』

院長 藤田 東志