画像診断の編重

[ 2020/08/09 ]

こんにちは!春日市の姿勢と腰痛の専門家『整骨院ふじた(整体院併設)』です。

 

今回は腰痛の画像検査についての真実をお伝えしていきます。

 

整形外科では画像診断が重要視されており、とりわけMRI画像は病名の特定に大きく関与します。

 

一般的な整形外科では腰痛(下肢痛も含む)の原因について『骨の腫瘍』『炎症』『骨折』『内臓疾患』などによる腰痛を除くと、特に下肢痛は『骨』『椎間板』『関節』などの老化によって構造上の異常が起こり、これが神経を障害して痛みが生じると考えています。そのため、腰痛の診断は①『腰椎の骨や椎間板、関節の異常が原因の腰痛』②『原因がよくわからない腰痛』の2つのどちらかになってしまう訳です。

 

①に入るのは病名で挙げると『腰椎椎間板ヘルニア』『変形性腰椎症』『腰椎すべり症』『腰椎分離症』『腰部脊柱管狭窄症』などの特異的腰痛(原因のわかっている腰痛)です。

これらの病名は、レントゲンやMRIの画像上の変化などからつけられたものです。

この場合、治療は神経の圧迫を取り除くことを優先します。視覚上、変形の程度が軽い、まだ原因がわかっていないものは、薬などを使って様子をみる。保存療法で対応します。

 

多くの整形外科医は『腰痛の原因の大部分は、腰椎の構造上の異常が脊髄神経を障害して痛む』と教育されており、その通りに治療しています。

そのため、検査の終わった患者さんが『先生、私の腰痛の原因は何でしょう?』と聞くと、整形外科医はMRI画像上の変化を指して、『これが神経を障害しているので足腰が痛み、しびれるのです』と説明します。

 

整形外科では、本当は神経の障害を原因としない痛みでも神経障害が原因の痛みとして拡大解釈していることがあります。

そして本当は手術をする必要がない患者さんでも手術の適応となってしまうことがあるのです。

 

もし、辛い腰痛で手術宣告されたりブロック注射、投薬で効果がない場合、一度福岡県春日市の姿勢と腰痛の専門家『整骨院ふじた(整体院併設)』にご相談ください。