病院で治らないものが治るなんて思ってもみなかった・・・。
44歳 女性 (福岡市よりご来院) JOB:看護師
昨年末より左ひじの痛みが出てきた。
3月頃に整形外科を受診して『テニス肘』と診断。
いよいよ痛みが強くなり、職場の方のご紹介でご来院されました。
色々お話を聞いていると、実は左肘だけではなく右肘も痛かったり、慢性的な坐骨神経痛があったり、月に3~4回程頭痛があったり、回転性めまいに襲われた経験もありました。
私たちは痛い箇所だけでなく、全身状態を必ず確認します。
それは起きている症状は、あくまで体の不調のほんの一部に過ぎないと私は考えているからです。
いくら枝葉を摘んでも、その幹が状態が悪ければすぐに再発したり、別の箇所へ痛みが出たりとする。
痛みを感じているのは感覚神経、体を動かすのは運動神経、内臓を調整するのは自律神経。
この3種類の神経はすべて脳→脊髄→末端に伸びています。
だからひとつの神経だけが過剰に反応するという事はなく、基本的には3種類の神経は三位一体となり反応します。
肩が凝る(運動神経)→痛みが出る(感覚神経)→頭痛(自律神経)がするような感じです。
だからこそ全身の神経の巡りを良くしてあげる必要があるのです。
現在神経の滞りを良くする神経整体を行い、1か月の再検査時の状態はというと・・・
左肘のみならず、全身の痛みがおおよそピーク時からすると50%程度に改善!
ただしご本人に色々聞いていくと、そういえば整骨院に来るようになってから、特に生理の時にひどく 月に3~4回あった頭痛がなく痛み止めを1回も飲んでいない。
便秘予防のお茶を飲まなければいけなかったのが、お茶を飲まなくても快便になった。
こちらから聞かなければ、意識もしていないような変化も出ていました!
ご本人も『いろいろと良くなってますね』と喜ばれていました。
『病院で治らない痛みは、もう治らないんだ。だから痛みと上手く付き合うしかないなと思っていました』とポツリと言われていました。
この事は私たちはよく聞きます。
特に医療従事者の方にこの認識は多いように感じます。
たしかに医療の最高峰は病院です。それは間違いありません。
私も母が先日交通事故に遭い、長いこと救命センターに入院していました。
大変難しい脳や動脈瘤の手術をして頂いて、特に大きな後遺症もなく普段通りの生活が出来るようになったのを目の当たりにして外科医のすごさを再認識しました。
まさに神業だと感じました。
あっ、話が脱線しましたが・・・笑
医師が病を治すプロフェショナルなら、私たちは未病の段階の痛みや不調を解消に導くプロフェッショナルだと自負しています。
ここで豆知識!
テニス肘とは、肘につく手首を引き上げる短橈側手根伸筋という筋肉が骨に付着する部分の腱に炎症が起きた状態です。
痛い動作はかばんを持ち上げる動作、ドアノブを捻る動作、肘の曲げ伸ばしで痛く、ひどい時は夜も痛みで目覚める程の方もいます。
整形外科では、ステロイド注射で数回行う、テニス肘バンドをおススメされることが多いです。
この患者さんは注射は行わずに、サポーターのみで経過観察。
痛みを注射で抑えても、一時的には良いかもしれないけど何も解決しないことに疑問を感じてどうやったら根本的に治せるのかなと考えられたそうです。
この患者の視点はさすがだなと感心させられました。
その通りでテニス肘になりやすい方は、巻き肩で立っているときに手の甲が全面を向く方が非常に多いです。
理想的な姿勢の方は手のひらが全面を向くのが理想なので、これと比較すると腕全体が内側に捻じれていることになります。
この内側に捻じれたまま、日常の動作をすると肘を痛めてしまうことになるのです!
もしあなたがどこに行っても治らない痛みやしびれ、謎の体調不良でお悩みでしたら是非一度ご相談ください。
きっとお役に立てると思います。
春日市の神経性整体院
『整骨院ふじた』
院長 藤田 東志