ぎっくり腰の陰に隠れていたものとは・・・

[ 2023/11/02 ]

64歳女性

 

151㎝ 37キロ

 

10月18日頃から明らかなきっかけがなく、腰痛出現。

 

今までに経験の無いほど痛みがあり、寝返りや起き上がりに大変苦労する。

おばあさん(高齢者)の腰痛のイラスト | 無料のフリー素材 イラストエイト

これだけを聞くとぎっくり腰かなと考えたくなりますが、やはりここで大事なのは問診。

 

5年前に『アレルギー性気管支肺アスペルギルス症』の診断があり、ステロイド薬を5年に渡り服用中。

 

なんか怪しいなと思いながら、当院の施術はまったく痛みが伴わない優しい刺激なので施術を行いました。

 

痛みも強いため、筋肉もこわばり関節の動きも悪くなっていましたが、施術後あきらかにそういった可動域制限は解消され状態は良くなりました。

 

・・・でも、痛みが全く変わりません。

 

あっ、これは違う。

 

すぐに提携先の整形外科へ紹介状を作成して受診してもらいました。

 

そしてその回答が『圧迫骨折』。

 

やせ型の女性で閉経後。そしてステロイド薬を5年にも渡り服用。

 

このパターンは圧迫骨折の典型例。

 

この方は今後は整形外科の指示に沿っていただく事になりました。

 

でもlineでうれしいお言葉が・・・。

 

私は整形外科で8年間医師のアシスタントを務めていました。

 

そのため何でもかんでも整骨院で診るようなことはしません。

 

必要性があれば、整形外科へ紹介もします。

 

でも今までに経験のない痛みだったら、まずは整形外科の受診を先に済ませられることをお勧めします。

 

それではまた~。