股関節痛みの経過
以前ブログでご紹介させて頂いた患者さんの経過報告。
現在2か月経過しました。
股関節は起床時に階段を降りる際に痛くて片足ずつしか降りれなかったのが、今ではスタスタと歩けるようになったようです。
ゴルフの時も後半になると股関節の痛みが出ていたのが、調子よく歩けているよと報告頂きました。
そして左肩の結滞動作(後ろに手を回す)が痛くて出来なかったのが出来るようになっていました。
ところが・・・
先日激しい頭痛に襲われクリニックで痛み止めを処方されたそうですが効果がなく2日前に相談を受け施術を行いました。
そして今日はどうですか?とお聞きすると、声を大にして『全然よくなった!頭痛も整体で治ると知らんかった!』と報告頂き安堵しました。
ですが、次なる課題が!
左肩に力が入らず、ゴルフのインパクトにも影響が出てきていてスコアが20も落ちているとのこと。
3年前に強い夜間痛があり、寝れない程痛かった経験があるそうです。
この患者さんは68歳で、昔は力仕事をたくさんされていた経歴があるので左肩腱板部分損傷(インナーマッスル)がある可能性がある旨説明。
でも力が入らないのは、筋肉に運動神経からの伝達がしっかりいっていない事が原因でもあるので、ここで私の出番!
痛めた腱は私には治せません。でもその腱にしっかりと神経からの指令を届かせる事ができれば、理論的には力は入るようになるはずです。
肩への神経整体を行い、神経の滞りを解消させるアプローチを行いました。
そして施術前に行っていた筋力評価を再度行うと、すべての項目で力がしっかりと入るようになっていることが確認できました。
患者さんがまた声を大にして『え~、1回でこげん変わると?』と驚かれていました。
こういった反応は治療家の心をくすぐります。
でも大事なのは治療後一瞬の変化ではなく、普段の生活でどう変わるか!
また今後の経過を追っていきたいと思います。
もしあなたが、体のどこかしらを痛めていてMRI画像検査などで異常を指摘されていたとしても、その痛めているものはどうにも出来なくても神経の滞りを解消してあげると痛みや動きが楽になることは沢山あります。
もうヘルニアがある、すべり症がある、腱板損傷がある、半月板損傷がある。
なんでも結構です。
一度相談してみてください。
きっとあなたのお力になれると思います。
それではまた~。