私たちがねこ背になる理由

[ 2020/07/17 ]

『現代病の約9割がねこ背』と言われるほど多い理由として、スマホやパソコンなどデジタルデバイスの使い過ぎと日常の運動量や活動量の減少があげられます。

 

スマホなどを長時間使用すると頭を前に突き出しやすいだけでなく、脳の血流が低下し、機能の低下を引き起こします。

 

また日常の運動量や活動量が減ることで、脳へ伝わる感覚の量も減り、脳は自分の体がどうなっているのかわからなくなります。

 

すると脳は『危険な状態にある』と判断し、緊張モードを加速させることに。

 

他にも心理的ストレスや食事、歯周病なども合わさり、ねこ背スパイラルへ陥るのです。

 

ねこ背になる主な理由

①スマホやパソコンの使いすぎ

今や使用しない人はいないと言っても過言ではないはず。

 

しかし1日中スマホやパソコンを使用していると、脳の血流様が減少し、脳の機能低下が起こります。

 

危険を察知した体は緊張モードになり、ねこ背の姿勢に。

 

②運動量や活動量の減少

例えば雑巾がけすると股関節や肩のセンサーが働き、水を絞る感覚など、様々な情報が脳へもたらされます。

 

現代のお掃除ロボットはボタンを押すだけ。

 

運動量が減ると脳の働きも低下し、ねこ背になりやすくなります。

 

③満員電車などのストレス

満員電車に乗ると、他人と体が密着することに。

 

『パーソナルスペース』に侵入されるため、強いストレス要因になることは、だれでも知っているはず。

 

これも体を緊張モードにさせ、ねこ背の原因となります。

 

④頭を前に突き出すことの多い生活

スマホだけでなく、資料やモニターを見るなど、現代人はなにかと頭を前に出す姿勢になりがち。

 

頭が前に出ると首の付け根が丸まるだけでなく、首や肩への負担が増すため、身体的なストレスがアップし、ねこ背まっしぐら。

 

⑤バランスの悪い食生活による体内環境の悪化

食品添加物や糖質を取りすぎると、腸をはじめとする体内で炎症が起こります。

 

炎症が起こると体は緊張モードになるため、さらにねこ背になりやすくなります。

 

肥満になると脂肪細胞も炎症を起こすので、過食に注意。

 

⑥虫歯や歯周病が生む体の緊張

舌が下がると、鼻呼吸でなく口呼吸になりやすくなります。

 

口呼吸では口内が乾燥しやすく、消毒・殺菌効果がうまくいかなくなり、歯周病や虫歯を引き起こしやすくなります。

 

雑菌による炎症が起こると体はさらに緊張モードに。

 

⑦舌が落ちて呼吸がしにくくなること

スマホの見過ぎなどで頭が前に出ると口が開きやすくなり、それに伴って舌も下のほうに落ちるようになります。

 

舌の位置が低下することで、気道がせまくなるなど、呼吸がしにくくなってしまうのです。

 

⑧ストレスを感じやすい現代人

昔は当然だった和式トイレ。今では、駅で和式にあたるとストレスを感じる人も多いのでは?

 

『あって当然』が増え、世の中が便利になるほど、ストレスを感じる要因はむしろ増えていっているのです。

 

 

いかがだったでしょうか。うなずくことも多かったのではないでしょうか。

 

私たちは姿勢の専門家として、様々な痛みや不調を診てきました。

 

姿勢が治れば、なんでも治る。というのはオーバーかもしれませんが

 

少なくともこのような不調や痛みには起因します。

 

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何か当てはまるものがあれば、ご相談ください。

 

私たちはあなたの力になれます!