どれだけ休んでも治らない・・・
慢性的な痛みはなぜ起こる?
傷だけが痛みの原因ではない。脳が原因なら姿勢で改善も。
3ヶ月を超えて持続する慢性的な痛みは、脳が『危険』と感じるもの=さまざまなストレスの量が一定量を超えた時、脳で生み出されると考えられています。
例えば、50~60代の方の膝の軟骨や椎間板などは、レントゲンで撮影すると多くの場合すり減ったりつぶれたりしています。
しかし『痛み』を抱える人もいれば、『痛くない』という人もいるのです。
慢性的な痛みに関しては、『痛み=組織や細胞が傷ついている』とは限りません。
傷も痛みを生み出すひとつの要因ですが、そのほか心理的なストレスや栄養不足、睡眠不足といった脳が『危険』と判断する要因が重なることで、慢性的な痛みが引き起こされるのです。
ねこ背の人は、口呼吸で体に炎症を起こしているなど、不調を感じやすい状態だといえるでしょう。
原因不明の不調も、過剰な緊張が続いているせいかも?
不調を感じて検査をしても異常が見つからないことがあります。
そんなときは『脳の機能低下』『交感神経が過剰に優位になっている』『副腎の疲労』の可能性も。
運動不足により体が今どんな状態かわからないうえに、食生活の乱れやストレスが重なると、脳は『危険な状態だ』と判断し、交感神経が優位に切り替わります。
すると常に体が緊張状態となるため、ねこ背になってしまうのです。
交感神経が優位だと寝つきも悪くなり、食べ物の消化吸収も悪くなるため、体調もどんどん悪化。
さらにストレスに対抗するホルモンが作られるため、副腎も疲労します。
ねこ背の裏には不調の原因も多く隠れているのです。
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