テニス肘

テニス肘症例報告

テニス肘とは

テニス肘とは、肘の外側から前腕にかけて痛みが生じる症状で、正式には「上腕骨外側上顆炎」と呼ばれます。手首を伸ばす筋肉（特に短橈側手根伸筋）の腱が、肘の外側の骨（上腕骨外側上顆）につく部分で炎症や変性を起こすことで痛みが発生します。物をつかんで持ち上げる動作やタオルを絞るような動作で痛みが強くなるのが特徴です。

テニス肘の特徴

厚生労働省の平成29年度患者調査によると、テニス肘の総患者数は約19,000人と推定されています。テニスプレイヤーよりもパソコン作業が多い事務職の方や、手首を酷使する仕事をしている方にも多く見られます。40代以降に発症率が高まる傾向があります。

テニス肘と似た症状で、ゴルフ肘に関してはこちらをご覧ください。

テニス肘でお悩みなら当院までご相談ください。

テニス肘は自然治癒していく症状ではありますが、放置しておくと仕事や家事などで苦痛を感じ精神的なストレスに繋がるだけでなく1年以上症状が続くと、治りにくくなり慢性化のリスクが高まります。

テニス肘の原因

開院以来、当院にはテニス肘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、テニス肘の原因はひとつではないということです。

テニス肘の原因として次のものが挙げられます。

テニス肘は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

頸椎カーブの減少や肩甲骨の位置異常、上肢全体の捻じれにより末梢神経や血流に機能障害が起きた結果、短橈側手根伸筋腱に炎症が起きテニス肘となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。テニス肘は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

テニス肘への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛みや炎症を抑えるために使われますが、根本的な原因を治すものではなく、症状を一時的に和らげるだけです。そのため、薬の効果が切れると痛みが再発することがあります。また、長期間の服用は胃腸障害や肝臓・腎臓への負担など副作用のリスクもあります。

ステロイド注射

強力な抗炎症作用で痛みを素早く和らげますが、効果は一時的で、繰り返し注射すると腱や靭帯が弱くなり、腱断裂や組織の劣化など重大な副作用が起こることがあります。痛みが消えることで無理をして患部を悪化させる危険もあります。

PRP療法

保険が適用されず自費診療となるため費用が高額です。また、治療効果には個人差があり、必ずしも全員に効果があるとは限りません。注射後に一時的に痛みが増すこともあります。

テニス肘を改善するために

まずはあなたのテニス肘の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、テニス肘の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

テニス肘と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首のカーブの形状、肩甲骨の位置や動き、上腕や前腕の捻じれ、首から上肢にかけた血流や神経の滞りをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でテニス肘が改善する理由

テニス肘の改善には首や肩甲骨、肘周辺箇所の検査が最も重要です。当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

神経整体に加えて、テニス肘の難治例に関してショックマスターの施術も行っています。ショックマスターとは短橈側手根伸筋腱の脆弱化や劣化に対して、あえて小さな損傷を与えることで炎症を誘発して腱の再生を促す機器です。

変化を見逃さない一貫性のある施術が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

テニス肘のQ＆A

テニス肘は自然に治りますか？

多くの場合、1年以内に80%程度の方が症状の改善を経験します。ただし、1年以上症状が続くと治りにくくなる傾向があるため、早めの対策をおすすめします。

テニスをしていないのになぜテニス肘になるのですか？

テニス肘の名前はテニスプレイヤーに多いことに由来していますが、実際には手首を伸ばす動作を繰り返す方なら誰でも発症する可能性があります。PC作業、スマホの使用、料理、大工仕事など、日常生活のさまざまな動作が原因となります。

テニス肘の人がやってはいけないことは？

痛みを誘発する動作（重いものを持ち上げる、手首を強く伸ばす、タオルを絞るなど）は避けた方がよいでしょう。痛みを我慢して活動を続けると、症状が悪化し治療期間が長引く可能性があります。

ステロイド注射は効果的ですか？

ある研究では、注射を受けた方と受けなかった方で1年後の症状に大きな差がないという報告もあります。また、繰り返し注射を行うと腱がさらに弱くなるリスクがあるため、最小限の使用が望ましいでしょう。

テニス肘で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体とテニス肘は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

テニス肘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

テニス肘だけでなく、姿勢や腰痛も改善

好きな釣りが出来る幸せ