
院長:藤田お気軽にご相談ください!

院長:藤田お気軽にご相談ください!
レジや飲食店のホール、販売の仕事などで立ち続けていると、急に目の前が暗くなったり、動悸やふらつきが出たりして不安になる方がいます。朝は特につらいのに夕方には少し動けるため、周囲から理解されにくく、一人で我慢してしまうことも少なくありません。
整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害がある方が立ち仕事と向き合うときに確認したいこと、自宅で無理なくできる工夫、負担が強いときの考え方についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。仕事や学校を続けながら、体調とどう付き合うかを考えるヒントになればと思います。




まず状態を確認しましょう
立ち仕事でつらさが出る方は、単に疲れやすいだけではなく、立った姿勢を保つこと自体が負担になっている場合があります。人は立ち上がると血液が下半身に集まりやすくなります。体は血圧や心拍数を変化させて対応しますが、その切り替えがうまくいかないと、めまい、立ちくらみ、吐き気、だるさなどにつながることがあります。


とくに朝礼、レジ待機、接客中のように、その場で動かず立ち続ける時間は負担が増えがちです。歩いているときよりも、じっと立っているときに具合が悪くなるなら、連続して立つ時間にも目を向けたいところです。
起立性調節障害では、朝や午前中に体調が上がりにくく、午後から少し動きやすくなる方がいます。早朝からの勤務が続くと、出勤するだけで体力を使い切ってしまうケースもあります。寝不足、朝食を抜くこと、水分が足りないこと、急いで支度をすることが重なると、体への負担はさらに増えます。気合いで早起きを続けるより、症状が出やすい時間帯を把握することが、働き方を考える最初の一歩です。
立ち仕事の途中でめまいや動悸が出ても、「忙しいから」と作業を続けてしまう方は少なくありません。ただ、ふらついた状態で無理をすると、転倒やけがにつながる心配があります。


目の前が暗くなる、冷や汗が出る、吐き気が強い、立っていられないと感じるときは、まず安全な場所で座るか横になることを優先してください。周囲へひと声かけることは、迷惑ではなく安全のための行動です。失神しそうな感覚があるときは作業を続けないことが大切です。症状が落ち着いても、その日の睡眠、食事、水分、暑さ、立ち続けた時間を振り返ると、負担のきっかけが見つかることがあります。
動悸は緊張や疲れでも起こりますが、起立性調節障害だけが理由とは限りません。胸の痛み、強い息苦しさ、意識が遠のく感じ、これまでにない強い頭痛などを伴う場合は、無理に様子を見ないほうがよいでしょう。症状を病名だけで決めつけず、いつ、何をしているときに起こるのかを記録しておくと、相談する際にも伝えやすくなります。繰り返すめまいや動悸は、早めに状態を確かめたいサインです。
起立性調節障害があるからといって、すべてのアルバイトを避ける必要があるとは限りません。仕事内容と勤務条件によって、体への負担は大きく変わります。応募する前には、始業時刻だけでなく、何時間続けて立つのか、休憩を取りやすいか、体調が悪いときに座れる場所があるかも確認しておきましょう。通勤に時間がかかる職場では、勤務前から疲れがたまりやすくなります。数々のご相談の中でも多いのが、仕事内容よりも「急に休めない雰囲気」が負担になっているケースです。短時間から始める、午後以降のシフトを選ぶ、座る作業もある仕事を探すなど、自分に合う条件を優先する考え方もあります。
同じ立ち仕事でも、店内を歩き回る仕事と、レジ前で動かず立つ仕事では、体への負担が異なります。ふくらはぎを動かせない時間が続くことも、つらさに関係します。可能であれば、足首をゆっくり動かす、つま先とかかとに交互に体重を移す、短い距離でも歩くといった工夫を取り入れてみてください。急な動きよりも、下半身を小さく動かし続ける意識が役立つことがあります。
体調の波を小さくするためには、仕事中だけでなく、出勤前と帰宅後の過ごし方も大切です。無理を重ねた翌日に、朝からまったく動けなくなる悪循環は避けたいものです。まずは、起き上がるときに急がないこと、出勤前に水分をとること、空腹のまま働かないことから始めてみてください。勤務後は予定を詰め込みすぎず、睡眠時間を削らないことも、自宅ケアの範囲として欠かせません。


体調が悪い日に無理な運動を重ねないことも大切です。体力をつけようとして急に長い運動を始めるより、その日の状態に合わせて少し歩く、軽く体を動かすなど、続けられる量を選びましょう。
長時間の接客やスマートフォンの操作が続くと、首、肩、背中が緊張しやすくなります。姿勢を固めたまま働くことが、だるさや頭の重さを強めていることもあります。


めまいが心配になると、無意識に首を動かさないようにしたり、片側に体重をかけたりしがちです。こうしたかばう姿勢が続くと、肩まわりや背中に余計な緊張がたまり、疲れが抜けにくくなることがあります。立っているときの足の置き方、肩の上がり方、背中を反らせすぎていないかを確認してみてください。自分では気づきにくい体の使い方を確かめることも、負担を減らすヒントになります。
強いめまいがあるとき、首を動かすと症状が急に増すとき、しびれや力の入りにくさがあるときは、自己流で首を強く回したり押したりしないほうがよいでしょう。体をほぐそうとして、かえってつらさを増やすことがあります。整骨院ふじた・春日院では、姿勢や立ち方、首・肩・背中の緊張、日常の動き方を確認しながら、生活の中で負担になっている部分を一緒に考えます。症状の強さや経過によっては、まず別の相談先を優先したほうがよい場合もあります。
体調について相談するときは、病名だけを伝えるよりも、困る場面を具体的に伝えたほうが理解されやすくなります。自分でも説明しやすい形を用意しておくと安心です。たとえば「朝は体調が不安定になりやすい」「長く立ち続けるとふらつくことがある」「症状が出たら数分座らせてほしい」といった伝え方です。相談する目安を自分の中で決めておくと、限界まで我慢しにくくなります。
起立性調節障害と立ち仕事のつらさは、睡眠、食事、水分、勤務時間、暑さ、姿勢など、いくつもの条件が重なって強くなることがあります。毎日同じように頑張ろうとするより、症状が出やすい条件を知ることが大切です。まずは、めまいや動悸が出た時間、立っていた長さ、前日の睡眠、休憩を取れたかをメモしてみてください。小さな記録でも、無理をしやすい働き方や、自分に合う休み方を考える手がかりになります。立ち仕事でのふらつき、首や肩の緊張、体の使い方や生活上の負担も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。

