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起立性調節障害 ゲーム依存か迷ったときに確かめたいこと

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朝は頭痛やだるさで起きられないのに、夕方になるとスマホやゲームを続けている。そんなお子さんの姿を前に、「本当につらいのだろうか」「ゲームをやめさせるべきでは」と迷う保護者の方は少なくありません。

整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害とゲームの関係で悩んだときに、家庭で確かめたいこと、無理に進めないほうがよい対応、日々の過ごし方についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。夜のゲームだけを原因と決めつけず、朝の体調から生活リズムまで考えていきましょう。

院長:藤田

まずは体調の波を確認しましょう

目次

朝は動けず夜に元気が出るとき

起立性調節障害では、朝から午前中にかけて、頭痛、立ちくらみ、吐き気、強い倦怠感が出やすいことがあります。午後から少し動けるようになり、夜には会話やゲームができる日もあります。そのため、夜にゲームをしている姿だけを見ると、朝に起きられないことが理解しにくくなるかもしれません。ただ、時間帯によって体調に差が出ている可能性もあり、元気そうに見える一場面だけで判断しないことが大切です。

ゲームができるなら大丈夫とは限らない

横になったままでもできるゲームやスマホは、体を起こすことがつらい時間の気晴らしになりやすいものです。友人とつながる手段や、学校へ行けない不安を一時的に忘れる時間になっている場合もあります。実は、ゲームができることと、朝に体を起こして支度をし、決まった時間に出かけられることには大きな違いがあります。立ち上がったときのつらさ、食欲、入浴、会話、日中の活動まで含めて確かめる必要があります。

夜中の画面利用が朝をつらくする流れ

夜に眠れないためゲームを始め、そのまま深夜まで続いてしまう。翌朝は睡眠不足も重なって起きにくくなり、昼過ぎまで横になって過ごす。この流れが続くと、生活リズムが後ろへずれやすくなります。

夜に体が動くことは珍しくありません

夕方から夜にかけて体調が軽くなると、日中にできなかったことを取り戻すようにスマホやゲームへ集中するお子さんもいます。親としては止めたくなる時間ですが、まずは本人が眠れないのか、気持ちを紛らわせたいのかを聞いてみてください。

夜の時間をすべて我慢させようとすると、親子の会話がゲームの注意だけになりがちです。使用時間の話をする前に、朝の症状や学校で困っていることを聞く時間をつくるほうが、約束を受け入れやすくなることもあります。

眠る前の刺激を減らす工夫

急にゼロにするよりも、就寝前だけは通知を切る、寝床へゲーム機を持ち込まない、終わる時刻を一緒に決めるなど、小さく始めるほうが続けやすいでしょう。就寝前の使い方を一つだけ変えることから始めてみてください。

部屋の照明を少し落とし、ゲーム後にすぐ布団へ入るのではなく、静かな時間を挟むことも選択肢です。眠れない日があるからといって、毎晩長時間の画面利用が必要とは限りません。

ゲーム依存と決める前に確かめたいこと

ゲームを長くしているだけで、すぐにゲーム障害と決めることはできません。大切なのは、本人がやめたいと思ってもやめられない状態なのか、睡眠や食事、家族との関係、学習などにどの程度影響が続いているかです。起立性調節障害による体調不良と、ゲームへの没頭が重なっていることもあります。どちらか一方だけを悪者にすると、本当に困っている背景を見落としやすくなります。特に、ゲームを中断すると激しく怒る、食事や入浴より優先する、昼夜逆転が長く続くなどの変化があれば、家庭内だけで抱え込まず、相談する目安として記録しておくとよいでしょう。

朝起きられない日の記録を残す

朝起きられない理由を、ゲームだけに絞るのはおすすめできません。就寝時刻、起床時刻、頭痛や吐き気の有無、食事、水分、ゲームやスマホの時間を数日分だけでも書き留めてみてください。

朝の状態

起きた時刻と頭痛、めまい、吐き気の有無

夜の過ごし方

画面を使った時間と就寝前の行動

日中の様子

食事、入浴、会話、外出のしやすさ

こうした記録があると、毎朝の声かけが感情的になりにくくなります。体調の波と生活習慣の両方を確かめる材料になり、本人も自分の変化に気づくきっかけになります。

ゲームを取り上げる前に話しておくこと

親としては、夜中のゲームを止めたくなるのが自然です。ただ、突然の没収や強い叱責は、本人が居場所まで失ったように感じる場合があります。まずは「何時ごろから眠れないのか」「ゲームをするとどう感じるのか」を落ち着いて聞いてみましょう。

約束は一度に増やしすぎない

約束をつくるなら、親が決めた正しさを押しつけるより、本人が守れそうな内容を一緒に選ぶことが大切です。たとえば、平日は終了時刻を決める、充電器は寝室の外に置くなど、具体的な行動にします。夜中に起こしてまで話し合わないことも大切です。眠気や疲れが強い時間帯は、お互いに言葉がきつくなりやすいため、比較的落ち着いている時間を選びましょう。

できたことを小さく認める

予定より早く画面を終えられた、朝にカーテンを開けられた、昼に食事ができた。そのような小さな変化も、生活リズムを戻す途中では大切です。できなかった日だけを責めない関わりが、次の行動につながります。数々のご相談の中でも多いのが、親子ともに頑張っているのに会話が注意ばかりになってしまう悩みです。ゲーム以外の話題や、本人が安心して話せる時間を残すことも忘れないでください。

家で始めることと無理にしないこと

自宅では、急に朝型へ戻そうとするより、まず夜の過ごし方を少し変え、朝に光を入れることから始めると取り組みやすいでしょう。水分や食事の取り方、横になっている時間も、体調に合わせて確認します。一方で、強い頭痛や吐き気がある朝に、無理やり起こしたり、長時間立たせたりする必要はありません。自宅ケアの範囲を超えていると感じるほどつらそうな日は、休ませる判断も必要です。首や肩、背中に力が入り続けていると、横になっていても休まりにくいことがあります。スマホを見る姿勢や寝具での過ごし方など、体に負担が集中していないかを確認することも、日常のケアの一つになります。

体調の変化が続くときの考え方

朝の不調が続き、学校や日中の活動に影響が出ているなら、体調の背景を確認することが欠かせません。気分の落ち込みが強い、食事量が減っている、失神しそうになるなどの変化がある場合も、早めの相談を考えてください。整骨院ふじた・春日院では、首、肩、背中の緊張、姿勢、体の動かし方、日常で負担がかかる過ごし方を確認します。ゲームをしている姿勢や、長く横になっているときの体のこわばりにも目を向けながら、無理のない範囲で対応を考えます。

今夜から一つだけ変えてみる

起立性調節障害とゲームの問題では、朝のつらさと夜の過ごし方を切り離さずに考えることが大切です。ゲームだけを責めるのではなく、体調の波、睡眠、家庭での会話を少しずつ確かめていきましょう。今日からできることは、寝る前の画面利用を少し短くすること、朝の症状を書き留めること、本人に責める口調ではなく眠れない理由を聞くことです。毎日完璧にできなくても、続けられる小さな工夫を選んでください。朝の体調や夜のスマホ・ゲームの使い方、首や肩の緊張、日常の過ごし方も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。


院長:藤田

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