更年期障害

更年期障害とは

更年期障害とは、主に40～60歳頃の女性が閉経を挟んだ前後に、女性ホルモン（エストロゲン）の急激な減少によって心身にさまざまな不調が出現する状態のことです。個人差はありますが、日常生活に支障をきたすほど強い症状が現れる場合があります。

更年期障害の特徴

更年期障害は、顔のほてりや発汗、動悸、めまい、肩こり、頭痛など多彩な体調不良とともに、不眠やイライラ、気分の落ち込みといった心の不安定さが複数重なって現れるのが特徴です。症状の日替わりや強弱の波があり、「自分らしさが失われた」と感じる人も多く、仕事や家庭生活への影響も無視できません。体調の原因が分からず悩みやすく、「年齢のせい」と自身を責めてしまうケースもみられます。

厚生労働省の調査によると、更年期障害が疑われる女性は50～54歳で約6.6％、女性全体では約2.7％と推定されています。また、2022年時点では日本女性の更年期世代（40～60代）に1590万人以上の潜在的患者がいると報告されています。

更年期障害でお悩みなら当院までご相談ください。

更年期障害をそのままにしておくと、心身の不調が慢性化し、うつ病や不眠症、生活習慣病（高血圧や糖尿病など）のリスクが増すことがあります。また、無気力や集中力低下が続くと仕事や家事の能率が著しく下がり、社会的な孤立感や家庭内トラブルを招きやすくなるほか、骨密度の低下による骨粗しょう症のリスクも高まります。最悪の場合は重い心身の症状から社会生活や家族関係が壊れてしまうこともあり、自分らしい生活を送ることが困難になる恐れがあります。

更年期障害の原因

開院以来、当院には更年期障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、更年期障害の原因はひとつではないということです。

更年期障害の原因として次のものが挙げられます。

更年期障害は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

更年期にはエストロゲンの減少や自律神経の乱れ、加齢に伴う筋肉・関節の変化など複数の要因が重なり、頸椎カーブの減少や首の関節の可動域が低下します。その結果、血流や末梢神経の機能障害が生じ、背中や肩周囲の筋肉に負担や炎症が起こって肩こりをはじめとする自律神経の乱れにつながります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。更年期障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

更年期障害への対応として、次のようなものが一般的です。

ホルモン補充療法（HRT）

子宮がある場合、エストロゲン単独の長期使用が子宮がんのリスクを上げるため黄体ホルモンも併用が必要です。また、血栓症や乳がんのリスク上昇が指摘されることもあります。

漢方薬治療

即効性があまりなく、効果を感じるまで数週間かかる場合があります。症状に応じて薬を変える手間もあり、体質に合わないと効果が薄い、または副作用が出ることもまれにあります。

プラセンタ療法

効果に個人差が大きく、注射時の痛みやまれにアレルギー反応が起こることがあります。治療を中止すると症状が戻ることがあり、継続が必要な場合が多いです。安全面では感染症対策が重要です。

更年期障害を改善するために

まずはあなたの更年期障害の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、更年期障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

更年期障害に深く関与する部位を詳細に分析します。首のカーブ形状や首全体の可動域、背中上部や肩甲骨の状態を丁寧にチェックし、改善を目指します。必要に応じて姿勢分析も行い、自律神経に与える影響を多角的な視点で分析を行います。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で更年期障害が改善する理由

更年期障害の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。更年期障害は神経の専門家である当院にお任せください。

更年期障害のQ＆A

更年期障害と閉経は同じ意味ですか？

更年期障害は閉経前後に起こる不調の総称で、閉経自体とは異なります。閉経は月経が止まる状態、障害はその過程で起こる症状を指します。

症状は人によって異なりますか？

出る症状や強さは人それぞれです。不調のパターンにも個人差があり、自分に合ったケア方法を選ぶことが大切です。

男性にも更年期障害はありますか？

男性にも更年期障害があります。性ホルモン低下による不調は「男性更年期障害（LOH症候群）」と呼ばれています。

どれくらいの期間続きますか？

数カ月から長いと5年以上続くこともあります。個人差が大きく、治療やセルフケアで軽減を目指せます。

ほかの病気との見分け方は？

他の病気（うつ病、甲状腺機能障害など）と症状が似ていることもあるので、必要に応じて専門医を受診しましょう。

誰でも必ずなるものですか？

全員が強い症状を経験するわけではありません。周囲や家族の理解も含め、自分に合った対策を見つけましょう。

更年期障害で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体と更年期障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

更年期障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。