【新規ご案内】10月2日(金)  16:30 ご案内可能です

起立性調節障害は甘えではない?好きなことができる子どもの体調の波

本日の予約状況

朝になると頭が重く、体を起こせない。学校へ行けないほどつらそうなのに、午後には動画を見たり、好きなことをしたりできる。その様子を前にして、「甘えているのでは」と迷い、つい強い言葉をかけてしまった保護者の方もいるのではないでしょうか。

整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害で誤解されやすい体調の波、家庭で気をつけたい関わり方、無理を重ねないための考え方についてお話しします。

まず全体像を知りたい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。朝の様子だけで決めつけず、一日の変化に目を向けることから始めてみてください。

院長:藤田

朝と午後の差に目を向けましょう

目次

朝だけ動けない子どもを責める前に

起立性調節障害では、朝に起き上がりにくく、立ちくらみや頭痛、強いだるさが出ることがあります。登校時刻が近づくほど親子ともに焦りやすく、言葉が強くなりがちな時間帯です。けれども、朝に起きられないことを意欲の問題だけで受け取ると、本人は体調のつらさに加えて責められた苦しさも抱えます。学校へ行きたい気持ちがあっても、体がついてこないことがあります。

午後に好きなことができる理由

午後になると表情が変わり、ゲームや動画、友人とのやり取りができる姿を見ると、保護者が戸惑うのは自然なことです。学校には行けないのに遊べることが、疑いにつながるケースもあります。

体調には時間帯による波がある

起立性調節障害では、午前中に不調が強く、夕方に近づくにつれて動きやすくなることがあります。同じ一日でも体調が一定ではないため、朝の状態と夕方の状態だけを比べても判断しきれません。午後に活動できても朝の不調が軽いとは限りません。好きなことに気持ちが向く時間があっても、立ちくらみや頭痛、疲れやすさが消えているとは限らないためです。

学校と趣味では心身の負担が違う

登校には、起床、身支度、通学、授業、人間関係など、多くの負担が重なります。一方で、横になりながらできる趣味や自分で時間を決められる活動は、取り組めることもあるでしょう。数々のご相談の中でも多いのが、午後に動けたことを理由に翌朝も同じようにできるはずだと考えてしまうことです。活動した後に疲れが残っていないか、翌朝にどう影響するかも確かめてください。

怠けや仮病と決めつける悪循環

「怠けている」「仮病ではないか」と言われると、本人は説明しても信じてもらえない感覚を持ちやすくなります。朝の声かけそのものが負担となり、親子の会話が減ってしまうこともあります。責められる不安が強くなると、症状を言い出しにくくなったり、部屋から出にくくなったりします。生活リズムを責めて変えようとする前に、何時頃からどんな症状が強いのかを落ち着いて聞くことが大切です。

朝の体調と生活の変化を記録する

毎朝のやり取りで答えを急ぐより、数日から一週間ほど体調の変化を記録すると、状態をつかみやすくなります。起床時だけでなく、午前、午後、夜の様子も短く残しておくと役立ちます。

記録するときは、できなかったことだけでなく、できたことや疲れが出た時間も書いてください。睡眠時間、朝食や水分のとり方、立ち上がったときのふらつき、頭痛の有無も大切な手がかりになります。

こうした記録は、本人のつらさを言葉にする助けにもなります。家族の印象だけで結論を急がず、一日の体調の波を共有するための材料として使ってみてください。

水分と起き上がり方から始める

自宅では、急に頑張らせるよりも、朝の負担を少しでも減らす工夫から始めることが大切です。起きた直後から急いで立ち上がろうとすると、ふらつきや気分不良が強くなる場合があります。

横になったまま水分をとる

目が覚めてもすぐに立たず、布団の中で少量の水分をとり、体を横向きにしてからゆっくり起きる方法があります。朝の支度を一度に済ませようとせず、動作を細かく分けることも一つの方法です。朝食を無理に急がせるより、食べられる量や時間帯を本人と相談してみてください。前日の夜から必要な物を準備しておくと、朝の会話と動作の負担を減らしやすくなります。

首肩を強く押したり揉んだりしない

だるそうな姿を見ると、首や肩を強く揉んであげたくなるかもしれません。ただ、頭痛が強い日、吐き気がある日、ふらつきが目立つ日は、無理に刺激を加えないほうがよいでしょう。急な立ちくらみや失神がある日は無理をさせないことが大切です。散歩や軽い運動も、その日の体調に合わせて考え、苦しさを我慢させる形にはしないでください。

首肩背中の緊張が続くとき

長時間のスマートフォン操作や、同じ姿勢で過ごす時間が続くと、首、肩、背中まわりの緊張が強くなることがあります。画面を見ること自体を責めるより、体への負担が重なっていないかを確認したいところです。

枕の高さ、机と椅子の距離、顔を下に向ける時間、座りっぱなしの習慣なども関係します。首をすくめた姿勢や背中を丸めた姿勢が続いているなら、短い休憩をはさむことから始めてみてください。

学校へ伝える内容を決めておく

欠席や遅刻が続くと、学校への連絡が負担になることがあります。家庭だけで抱え込まず、朝の不調が強いこと、午後に少し動ける日があること、無理をすると翌日に疲れが残ることを伝えておきましょう。登校できるかどうかを毎朝二択にせず、遅れて行く、短時間だけ過ごす、保健室を利用するなど、本人が取り組める形を学校と相談できる場合もあります。出席だけを目標にしすぎないことも必要です。

体の不調が強く続くとき

朝の不調が長く続く、立ち上がるたびに強いめまいがある、日常生活が大きく制限されている場合は、家庭内だけで抱え込まないことが大切です。体調の記録をもとに、まず状態を確認する機会を持ってください。特に、失神を繰り返す、胸の痛みや息苦しさがある、急に強い頭痛が出た、手足の動かしにくさや言葉の出にくさがある場合は、様子を見続けず早めに相談したほうがよい状態です。

朝の負担を減らす一歩から

起立性調節障害が疑われるときは、朝に動けないことと午後に好きなことができることを、単純に矛盾と考えないことが大切です。症状の時間差や活動後の疲れにも目を向けると、本人の状態を受け止めやすくなります。今日からは、起床時の症状、午後の活動量、翌朝への影響を短く記録してみてください。強く起こす前に水分をとる時間をつくり、首肩背中に負担がかかる姿勢が続いていないか確かめることも、自宅ケアの範囲でできる一歩です。朝の体調、首肩背中の緊張、日常の姿勢や生活上の負担も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。


院長:藤田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
福岡県春日市小倉2丁目2
電話番号
092-588-0186
定休日
日曜・祝日・不定休
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次