
院長:藤田お気軽にご相談ください!

院長:藤田お気軽にご相談ください!
仕事も家事もきちんと済ませたいのに、疲れが抜けず、夜になっても気持ちが休まらない。自律神経失調症について調べるうちに「真面目な人がなりやすい」と読み、自分の性格が原因なのかと不安になっていませんか。
整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、自律神経失調症になりやすい人の特徴として挙げられる性格と日々の負担の関係、休みづらさへの工夫、相談を考えたい状態について、生活の例を交えてお話しします。
不調の全体像については、自律神経失調症の症状ページもご覧ください。ここでは性格を良し悪しで分けず、今の暮らしで無理が重なっていないか、一緒に確かめていきましょう。




性格より今の負担に目を向けましょう
まずお伝えしたいのは、真面目さや心配しやすさだけで、自律神経失調症になるかどうかは決まらないということです。


責任感が強い、完璧を求める、人に頼るのが苦手といった特徴は、一般向けの説明でよく挙げられます。ただし、当てはまる数を数えても、不調の原因や重さを判断することはできません。性格チェックと体調の確認は別に考えてください。自律神経失調症は、さまざまな不調に対して幅をもって使われる呼び方です。「自分はこの性格だから」と結論づけず、睡眠や忙しさ、症状の経過にも目を向ける必要があります。本人の弱さだけで説明できるものではありません。[8]
真面目さそのものより気にかけたいのは、そのために休憩や睡眠を削っていないかという点です。仕事と家庭、それぞれを振り返ってみてください。
職場で追加の仕事を頼まれると、予定が埋まっていても「大丈夫です」と答えてしまう。こうしたことが続くと、昼休みに作業をしたり、帰宅後まで仕事を持ち越したりして、休息の時間が少なくなりがちです。すぐに断るのが難しければ、「今の作業が終わってからでもよいですか」と期限を確かめる方法もあります。引き受けるか断るかの二択ではなく、量や順番を相談するだけでも、抱える負担を減らすきっかけになるでしょう。
家では、洗濯や片づけが終わるまで座れないという方もいると思います。仕事で疲れた日にも同じ量をこなそうとすると、一日の中に気を抜ける時間が残りません。家事の終わりだけを休む条件にしないことが大切です。例えば、夕食後は先に十分休む、洗濯物を畳む作業は家族に任せるなど、具体的に一つ決めてみてください。周囲には「手伝って」だけでなく、お願いしたい作業を伝えると、分担の話を始めやすくなります。
誤りをなくそうと何度も確認するうちに、寝る時間が遅くなることはありませんか。完璧を求める傾向は、こうした行動から振り返れます。丁寧に取り組む姿勢を捨てる必要はありません。大切な作業には時間をかけ、それ以外は「今日はここまで」と区切る工夫です。毎晩、翌日の準備が長引くなら、準備を始める時刻と終える時刻を先に決めるところから始めてみてください。
心配性という言葉で片づけたくありませんが、不調が気になって検索を重ね、かえって休めなくなることもあります。不安の扱い方を考えてみましょう。


動悸やめまいが気になり、スマートフォンで次々と記事を読む。別の病気の説明に出会ってさらに不安になり、また調べる。この繰り返しで就寝が遅れると、翌日の疲れまで気になってしまうことがあります。調べること自体が悪いわけではありません。ただ、安心できないまま続けているなら、夜の検索はいったん切り上げ、気になる点を短くメモしておきましょう。必要な相談まで控えるのではなく、検索と相談を使い分けるという考え方です。
体の変化を一日中確かめるより、「通勤中にふらついた」「寝つくまで時間がかかった」など、生活で困った出来事を残すほうが、相談時に伝えやすくなります。記録は毎回詳しく書く必要も、点数をつける必要もありません。症状が始まった頃、続く頻度、できなくなったことを数行にまとめれば十分です。書くことで不安が強まるなら、無理に続けなくてかまいません。ご家族など話しやすい相手に、困っていることを言葉で伝える方法もあります。
転勤、育児、介護などで負担が増えても、頑張れる方ほど変化を見過ごしてしまうことがあります。私は、仕事をこなせているかだけでなく、休めているかも伺います。負担の蓄積は、心身の許容量をコップ、疲労やストレスを水に例えると伝わりやすいかもしれません。これは診断の仕組みではなく、気づきにくさを表すたとえです。「まだ大丈夫」と思う間にも水が増えるように、無理を重ねることがあると捉えています。不調が出ても「大したことはない」と受け流さず、睡眠時間や休日の過ごし方を振り返ってみてください。以前できた量でも、今の暮らしに合うとは限りません。症状をすべてストレスと決めつけず、続く変化には相談が必要です。
自宅でできることを増やす前に、今の予定から何を減らせるか考えてみてください。疲れているときは、健康のための取り組みまで負担になることがあります。まず一つ、睡眠を削っている作業を減らすことを優先してみましょう。夜の片づけを翌日に回す、不要な通知を切るなど、小さな変更で十分です。運動を選ぶ場合も、疲れを押して歩数や時間の目標を達成しようとしないでください。
休み方を工夫しても不調が続くときは、自宅ケアの範囲だけで抱えないでください。私は、頭の重さや首・肩の緊張、お腹の張りなど、具体的なつらさも伺います。頭の重さを説明する際に私は、東洋医学の「気の滞り」という表現を使うことがあります。頭そのものの重量ではなく、重だるい感覚を捉えるための見方です。首・肩の緊張も確認しますが、それだけで不調の原因を決めるものではありません。お腹の張りと手足のつっぱりを併せて伺う際、反射区という伝統的な考え方を参考にすることもあります。内臓とのつながりを証明するものではありませんが、施術中に腸が動き出しお腹が鳴る方も多くいらっしゃいます。


動悸やめまいがある日に無理な運動をしないことも大切です。むくみも含め、不調を一律に「滞り」のせいにせず、続く場合は医療機関へ相談してください。急な強い胸痛や息苦しさ、失神などは救急の相談を優先し、身体の確認を診断の代わりにしないようにしましょう。
自律神経失調症になりやすい人の特徴を知ることは、自分を責めるためではありません。真面目さや心配しやすさに目を向けつつ、睡眠不足や休めない暮らしが重なっていないかを確かめ、必要な相談につなげるための手がかりです。今日は、後回しにできる作業を一つ選び、休む時間を先に確保してみてください。早く普段どおりに戻ろうと予定を詰めず、今できる量に合わせることも選択肢です。休めなかった日があっても、それを新たな反省材料にする必要はありません。検査で異常がないと言われても、続くつらさを気のせいとは考えません。変化があれば再受診も大切にしながら、頭の重さや首・肩の緊張、お腹の張りなど日々の負担についてお話を伺います。相談先に迷っている方も、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。

