仙腸関節の機能障害を施術することで

[ 2020/11/11 ]

関節機能障害を施術するのがAKA博田法です。

 

AKAとは、日本語に訳すと『関節運動学的アプローチ』といいます。

 

AKAは本来滑らかに動くべき関節の機能が損なわれ、動きが悪くなっている関節の動きを良くするための施術です。

 

腰痛の多くには仙腸関節(骨盤の関節)が関係しているため、AKA博田法は欠かせません。

 

仙腸関節には上半身の体重が加わり、身体の重心線は仙腸関節付近にあります。歩いたり、屈んだり、運動で体を動かすときには必ず腰でバランスを取っているので常に仙腸関節には大きな負担がかかっています。

 

そのため仙腸関節を保護する靭帯は厚くて強力です。関節が大きいわりにその動きは約2~3ミリと非常に小さく、そのことが靭帯障害を招くやすくしています。

 

この動きが悪くなる原因として挙げられるのが、長時間の同一姿勢や、中腰での作業、疲れがたまったり、不良姿勢であると、何かの拍子にこの関節が捻じれたようになる、あるいは炎症をお起こして腫れたりして関節内部で動きが悪くなることがあります。これを仙腸関節機能障害といいます。

 

これが起きると、仙腸関節に関連する筋肉が異常に収縮します。この筋肉の収縮の異常に強い部位、全身どこでも痛みを生じます。

 

仙腸関節からくる腰痛、下肢痛、しびれも同様な機序で発生していると考えます。

 

施術では仙腸関節をはじめ、その他の動きの悪い関節の内部の動きの異常を正して痛みを改善させます。これにより、身体の様々な痛みや、しびれ、コリなどの症状が改善するのです。

 

どこに行っても治らない腰痛でお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください。