ゴルフ肘

ゴルフ肘とは

ゴルフ肘は、肘の内側部分（上腕骨内側上顆）につながる筋肉や腱が、繰り返しの使い過ぎによって炎症を起こし、痛みや違和感が生じる状態のことです。

ゴルフ肘の特徴

肘の内側から前腕にかけて痛みを感じ、特にゴルフのスイングや、物を握る、手首をひねる動作で痛みが強まるのが特徴です。はじめは作業中・運動時だけですが、進行すると荷物を持つ、ドアノブを回すなどの日常動作、さらに安静時にも痛みが出る場合があります。筋肉や腱の炎症が長引くと、指先まで痛みが放散したり、握力低下や動作の制限を感じるようになることもあります。

厚生労働省の大規模調査など公式な全国患者数の明確なデータは公表されていませんが、上腕骨内側上顆炎（ゴルフ肘）はスポーツ障害として有名で、ゴルフや手作業を多く行う労働世代に広く見られます。ある診療所調査では、肘・前腕の障害で受診する人の10％程度が該当し、日本国内で年数万人規模の患者がいると推定されています。

ゴルフ肘でお悩みなら当院までご相談ください。

ゴルフ肘を放置すると、痛みが肘から前腕、手の指まで広がり、日常の動作や仕事、趣味のゴルフ、さらには睡眠時まで支障が出るようになります。炎症が慢性化すれば、握力低下や細かい動きがしにくくなり、スポーツ復帰や家事、仕事への悪影響が長期間続く結果に。最悪の場合は腱や筋肉の組織傷害・断裂を引き起こし、手術や長期のリハビリが必要になることもあります。早期に的確な治療を受けないと、日常生活すべての質が大きく低下するリスクがあります。

ゴルフ肘の原因

開院以来、当院にはゴルフ肘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ゴルフ肘の原因はひとつではないということです。

ゴルフ肘の原因として次のものが挙げられます。

ゴルフ肘は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が重なり、肘関節への負荷や柔軟性の低下、前腕・手首の筋力低下などによって、上腕骨内側上顆に付着する腱や筋肉に機能障害が生じます。その結果、炎症や微小な損傷が発生し、周囲の筋組織にもストレスが蓄積されて、これがゴルフ肘となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ゴルフ肘は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ゴルフ肘への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・活動制限

スポーツや日常生活に早く復帰したい人には、活動を制限するストレスも大きくなります。

消炎鎮痛薬・湿布の処方

消炎鎮痛薬は胃腸障害などの副作用が出ることがあります。湿布でも皮膚がかぶれることがあり、長期間の使用には注意が必要です。

サポーターやテーピング

痛みの緩和や肘の保護に役立ちますが、これ自体で治るわけではありません。

ゴルフ肘を改善するために

まずはあなたのゴルフ肘の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ゴルフ肘の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ゴルフ肘と深く関わる肘内側部や前腕の筋腱の状態、手首・肘関節の可動域テスト、圧痛部位、さらに肩甲帯や上腕全体の連動性を細かく評価します。必要に応じてショックマスター（拡散型圧力派治療器）を使用して、組織の根本改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でゴルフ肘が改善する理由

ゴルフ肘の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

神経整体に加えて、ゴルフ肘の難治例に関してショックマスターの施術も行っています。ショックマスターとは肘内側の腱の脆弱化や劣化に対して、あえて小さな損傷を与えることで炎症を誘発して腱の再生を促す機器です。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ゴルフ肘は神経の専門家である当院にお任せください。

ゴルフ肘のQ＆A

日常生活でやってはいけないことは？

痛みがある部位に無理に力を入れる動作、重い物を持つ、繰り返し同じ動きを続けるなどは悪化につながるためできるだけ避けてください。

ゴルフなどスポーツ復帰の目安は？

痛みが完全に消失し、再発リスクがないまでに筋力と柔軟性が回復してからが理想です。無理に早く再開すると再発しやすいので慎重に判断します。

どんな動作・作業で悪化しますか？

手首の反復動作、無理な握力を使う作業、不良姿勢や腕のみを使う手打ち動作が特に悪化を招きやすいです。

サポーターやテーピングの効果は？

負担を軽減し一時的な痛み緩和には有効ですが、根本的な改善には筋力や柔軟性を高めるリハビリやフォーム改善が必要です。

左右どちらの肘でも発症しますか？

利き腕に多いものの、非利き腕でも同じような使いすぎがあればどちらでも発症する可能性があります。

再生医療や手術はどのタイミングで検討する？

保存的治療で改善しない場合や腱断裂など重症例では、再生医療や手術が考慮されます。多くは保存療法で回復する場合が多いです。

ゴルフ肘で悩まされていた皆さまも、当院で神経整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の神経整体とゴルフ肘は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ゴルフ肘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。