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怠けと決めつける前に知りたい起立性調節障害の診断基準

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朝になると子供が布団から出られず、立ちくらみや頭痛を訴える。夕方には元気そうに見えるのに、また朝になると同じことの繰り返しで、このまま様子を見ていていいのか迷う方もいると思います。

整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害の診断基準や検査の流れ、家庭で確認しておきたい体の状態についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。

院長:藤田

まず今の状態から確認しましょう

目次

朝だけ体調が悪くなるという相談

午前中は動けないほど辛いのに、夕方から夜にかけて楽になるという声をよく聞きます。この時間差のある体調の波は、気持ちの問題ではなく体の状態として起こっていることが多いです。まず確認しておきたいのは、頭や首、肩まわりの緊張が朝に強く出やすいかどうかです。実は、この朝夕の差だけで甘えや不登校の言い訳と誤解されてしまうことも少なくありません。

診断基準として確認される症状の目安

診断の目安として、いくつかの特徴的な症状が組み合わさっているかどうかが確認されます。

立ちくらみやめまい、動悸、朝起き不良が重なっている場合は、単なる寝不足とは異なる状態と考えてよいでしょう。これらの症状が数週間以上続いているかどうかも、確認すべき点のひとつです。

診断までにどんな段階を踏むのか

診断の流れを知っておくと、見通しが立ちやすくなります。まず問診では、症状が出始めた時期や1日の中での変化、生活リズムについて聞かれます。普段の起床時間や就寝時間、学校を休んだ回数なども一緒に確認されることが多いです。

起立時の反応を確かめる検査

問診の後には、立ち上がったときの脈や血圧の変化を確かめる検査が行われる段階に進むこともあります。この段階までに時間がかかることも多く、はっきりした診断名がつくまでの間、不安を感じる保護者の方も多いようです。

起きられないのを怠けと決めつけない

周囲から誤解されやすいのが、このODという状態の難しさです。

朝に起きられないことを本人の意志の弱さと結びつけてしまうと、こじれやすくなります。本人が一番つらいのは、頑張りたくても体が動かないという状態そのものです。数々のご相談の中でも多いのが、家族の理解が得られず本人が孤立してしまうケースです。

頭や首、肩まわりの緊張という背景

体の面から見ると、頭蓋や首、肩、背中への神経の滞りが関係していると考えられる場合があります。姿勢が崩れたまま長時間座っていたり、スマートフォンを見る時間が長いと、首や肩の緊張が強まりやすくなります。この緊張が続くことで、朝の不調がさらに強く出るケースもあります。症状が出るたびに強い薬に頼る前に、体の使い方や生活の負担を見直す視点も持っておきたいところです。

自宅でできることと無理に触らない線引き

家庭でできる工夫と、無理に手を出さないほうがよい部分を分けて考えるとよいでしょう。

起床時間を急に早めようとせず、朝の水分補給や軽いストレッチから始めてみてください。強い頭痛や意識が飛びそうな感覚がある場合は、無理に体を動かさないほうがよいでしょう。自宅ケアの範囲を無理に広げすぎず、少しずつ生活リズムを整える工夫を重ねていくことが大切です。

相談する目安として考えたい状態

次のような状態が続くなら、一度体の状態を確認したいところです。

  • 朝の不調が2週間以上続く
  • 学校の遅刻や欠席が増えている
  • 首や肩の緊張が強く感じられる
  • 夕方から急に元気になる日が多い

こうした状態が重なっている場合、体の使い方や姿勢の癖まで含めて確認したほうがよいケースもあります。

今日からできる小さな確認から始める

起立性調節障害は、朝に症状が強く出て夕方に落ち着くという特徴を持つことが多く、頭や首、肩の緊張が背景に関わっていると考えられる場合があります。今日からできることとして、朝の水分補給や首・肩の緊張を軽く緩める習慣から始めてみてください。


院長:藤田

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