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起立性調節障害と乗り物酔い│通学や外出が不安なときに

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車に乗ると吐き気や冷や汗が出る、通学の電車で気持ち悪くなる、バスの揺れが不安で校外学習に参加しづらい。こうした困りごとは、朝のだるさや立ちくらみが重なるほど、本人にもご家族にも大きな負担になります。

整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害がある方の乗り物酔いについて、日常で確かめたいことと、移動時に負担を減らす工夫についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。移動中の不調を一つの原因に決めつけず、普段の体調も含めて考えることが大切です。

院長:藤田

まず今の体調を確かめましょう

目次

車に乗る前から気持ち悪いとき

車酔いは、走り出してから急に起こるとは限りません。出発前から頭痛、だるさ、食欲の低下がある日は、揺れへの反応も強くなりやすい傾向があります。起立性調節障害では、朝に体調が上がりにくく、立ちくらみや吐き気を伴うことがあります。その状態で車に乗れば、移動の揺れやにおい、緊張が重なり、いつも以上につらく感じるケースもあります。

揺れだけで酔うとは限りません

乗り物酔いでは、目から入る景色と、内耳や体で感じる揺れの情報にずれが生じることが関係すると考えられています。吐き気、顔色不良、冷や汗、めまいが出ることもあります。

ただし、乗り物酔いがあるからといって、起立性調節障害と決まるわけではありません。朝の起きづらさ、立ち上がったときのふらつき、頭痛、動悸、疲れやすさなど、普段の症状も一緒に確かめる必要があります。

通学電車で立っているとつらいとき

電車では揺れに加えて、立ち続けることや混雑、暑さ、人のにおいが負担になることがあります。朝の通学時間は体調が不安定な方にとって、特につらくなりやすい時間帯です。

立ちくらみと吐き気が重なる場合

立っていると目の前が暗くなる、足に力が入りにくい、吐き気が増すといった場合は、単に電車に酔っただけとは言い切れません。乗車前の体調と、座ると楽になるかどうかを記録しておくと役立ちます。座ると楽になるかを確認することは、通学時の負担を考える手がかりになります。可能なら早めの電車に乗る、座りやすい位置を選ぶなど、無理を重ねない工夫から始めてみてください。

画面を見続けない工夫

移動中にスマートフォンを近い距離で見続けると、視覚情報のずれが大きく感じられる方もいます。気分が悪くなりやすい日は、画面を見る時間を減らし、遠くの景色や進行方向を見るほうが楽な場合があります。無理に我慢して登校を続けるより、途中で休める場所や連絡方法を家族と決めておくことも大切です。症状が出た時間帯や混雑の程度をメモしておくと、相談する目安にもつながります。

バスの揺れが不安な行事の前に

校外学習や遠征のバス移動は、途中で降りにくいこともあり、不安が強くなりがちです。「また気持ち悪くなるかもしれない」という緊張自体が、体調に影響することもあります。前日は夜更かしを避け、朝食は抜きすぎず食べすぎずを意識します。水分も一度に多く飲むより、少量ずつ取るほうが負担が少ないことがあります。酔いやすい子どもは、前方で揺れを感じにくい席を選べると安心です。

出発前に生活の負担を減らす

移動当日の対策だけではなく、その前日の過ごし方も大切です。睡眠不足、食事を抜いた状態、強い疲れ、便秘、首肩の緊張が続く状態では、気分不良が出やすくなることがあります。数々のご相談の中でも多いのが、普段は平気でも、試験や行事の前だけ車酔いが強くなるという悩みです。体調と気持ちの両方に余裕がない日は、予定を詰め込みすぎないことが自宅ケアの範囲になります。朝から吐き気が強い、立っていられない、顔色が明らかに悪いときは、無理に出発しない判断も必要です。つらい状態で長時間の移動を続けないことを、ご家族と共有しておきましょう。

首肩のこわばりも一緒に確かめる

乗り物に乗るときは、無意識に肩を上げたり、首を固めたりしやすいものです。特に「酔ったらどうしよう」と不安が続くと、呼吸が浅くなり、首や肩の緊張が抜けにくくなることがあります。

同じ姿勢が続いていないか

車内でうつむいた姿勢が続く、荷物を片側だけで持つ、座席で体を丸めるといった状態は、首から背中に負担をかけます。移動中は背もたれを使い、顎を引きすぎない姿勢を意識してみてください。首を強く回したり、痛む場所を無理に押したりする必要はありません。めまいがあるときは特に、急な体勢変更を避け、落ち着いた場所で休むことを優先したいところです。

移動後までだるさが残る場合

目的地に着いても頭痛やだるさ、吐き気が長く残る場合は、その日の移動負担が大きかった可能性があります。車酔いの有無だけでなく、帰宅後の食事、睡眠、翌朝の体調まで確かめておくとよいでしょう。整骨院ふじた・春日院では、首・肩・背中の緊張、姿勢、呼吸の浅さ、日常の体の使い方を確認し、移動時の負担についても一緒に考えます。普段の生活で負担が重なる部分を把握することが欠かせません。

吐き気を我慢し続けないために

気持ち悪くなってから我慢を続けると、次の移動への不安が強まりやすくなります。早めに休む、窓を開けられる環境なら換気する、視線を遠くへ向けるなど、その場でできる対応を決めておくと安心です。乗り物に乗っていないときも吐き気や強い頭痛が続く、何度も意識が遠のく、急に症状が強くなったという場合は、無理に様子を見続けないほうがよいでしょう。ご家族だけで抱えず、早めに相談先を考えることが大切です。

移動前の確認を習慣にする

起立性調節障害と乗り物酔いが重なると、通学や外出そのものが不安になりやすいものです。揺れだけでなく、朝の体調、睡眠、食事、混雑、姿勢などを一緒に考えることで、負担を減らす方法が見つかることがあります。

今日からは、乗る前の体調、座ると楽になるか、どの乗り物で症状が出るかを短く記録してみてください。繰り返す吐き気やめまいを、我慢だけで乗り切ろうとしないことが大切です。首肩の緊張や姿勢、日常の過ごし方も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。


院長:藤田

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