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起立性調節障害で遊びに行けた翌朝に確かめたいこと

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朝は体が重くて学校へ行けないのに、午後になると友だちと遊びに出かけたり、家でゲームをしたりする。そんな姿を目にすると、「本当に学校だけ行けないのだろうか」と戸惑う保護者の方は少なくありません。

整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害で学校と遊びに差が出る理由、家庭で気をつけたいこと、無理を重ねないための考え方についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。責める前に知っておきたい体調の変化からお伝えします。

院長:藤田

責めずに体調を確かめましょう

目次

朝は動けず午後に遊べるとき

学校へ行けないのに午後は元気そうに見えると、体調のつらさが伝わりにくくなります。まず知っておきたいのは、起立性調節障害では時間帯によって症状の強さが変わることがある点です。朝は起き上がる、着替える、食べる、移動するといった行動が続きます。頭痛、吐き気、立ちくらみ、強いだるさが重なると、登校の準備そのものが大きな負担になるケースがあります。一方で、午後から夕方にかけて少し動きやすくなり、友だちと短時間過ごせることもあります。午後に遊べても朝のつらさまで否定はできません。活動できた時間だけを切り取らないことが大切です。

学校と遊びでは負担が違います

登校と遊びは、同じ外出でも求められるものが違います。朝決まった時刻に起きて準備し、授業中に座り続け、周囲に合わせることは、体にも気持ちにも負担がかかります。

朝の支度から続く負担

学校の日は、起床直後から時間に追われます。立った姿勢での身支度や通学中の移動が重なるため、首や肩、背中に力が入りやすく、だるさを強く感じる子どももいます。遅刻への焦りや欠席への罪悪感も加わると、体調がさらに崩れやすくなることがあります。本人が「行きたいのに体がついてこない」と感じている場合もあるでしょう。

安心できる遊びの時間

遊びは開始時刻を調整しやすく、休みたくなれば帰れることが多い活動です。気心の知れた友だちと過ごす時間が気分転換になり、緊張がやわらぐこともあります。だからといって、無理をしてもよいわけではありません。外出した後にぐったりする、翌朝の症状が強くなるなどの変化があれば、活動時間や過ごし方を振り返る必要があります。

遊びに行けた日こそ翌朝を確かめる

遊びに行けた日は、できたことを責めるより、その後の体調を落ち着いて確認することが大切です。外出の可否を一回の様子だけで決めないほうがよいでしょう。帰宅後の疲れ方、夕食がとれたか、眠る時刻、翌朝の頭痛や吐き気などを簡単に記録すると、本人に合う活動量を考えやすくなります。数々のご相談の中でも多いのが、楽しかった翌日に強く疲れが出るケースです。短時間の外出であれば負担が少ない子もいれば、移動や暑さ、人混みで体調を崩す子もいます。遊びの内容よりも、帰宅後から翌朝までの変化に目を向けてください。

ゲームをする時間は夜に伸ばさない

横になってゲームができることと、朝から学校へ向かうことは同じ負荷ではありません。そのため、ゲームができる姿だけで症状を軽く考える必要はありません。ただし、夜遅くまで続くゲームやスマートフォンの使用は、翌朝の起きづらさにつながることがあります。終了時刻を家庭で先に決めておくと、親子で注意し合うよりも続けやすくなります。

家で優先したいのは生活の土台

不調が続く時期は、急に登校時間へ合わせようとしても負担が増えます。まずは朝から夜までの過ごし方を振り返り、できる部分から生活の土台を整えていきましょう。水分をとる時間、朝に起き上がるまでの流れ、食事のとり方、入浴や就寝の時刻などを大きく乱さないことが、自宅ケアの範囲になります。毎日完璧に行うより、続けられる形を探すことが重要です。

次のような点は、家庭で共有しておくと役立ちます。

  • 外出後の疲れを翌朝まで記録する
  • ゲームの終了時刻を決める
  • 起床直後に急いで立ち上がらない
  • 水分をとる習慣を続ける

反対に、つらそうな朝に何度も急かす、長時間立たせる、外出したから翌日は必ず登校させるといった対応は、親子ともに苦しくなりやすいものです。無理を重ねないことも大切な関わり方です。

首肩背中の緊張が続くとき

朝の不調が続く子どもは、首、肩、背中まで力が抜けにくくなっていることがあります。夜遅くまで同じ姿勢でゲームをする、スマートフォンをのぞき込む習慣も、体への負担になりやすい部分です。

横になっている姿勢にも注意

寝たまま画面を見る姿勢が長く続くと、首の後ろや肩まわりがこわばりやすくなります。枕の高さ、画面との距離、同じ姿勢が続く時間も、日常で確かめたいところです。痛みがないからといって、体に負担がないとは限りません。画面を見る時間の途中で姿勢を変える、肩をゆっくり動かすなど、短い休憩を入れることから始めてみてください。

強い不調の日は無理に動かさない

頭痛や吐き気が強い日、ふらつきが目立つ日、立っていることがつらい日は、首や肩を強く押したり、無理に運動したりしないほうがよいでしょう。体調が落ち着くまで休むことを優先します。体のこわばりだけを追うのではなく、睡眠、食事、外出後の反応も合わせて確認することが欠かせません。首肩背中の緊張が続くなら、日常の姿勢や体の使い方を見直すという考え方もあります。

学校へ伝える内容を本人と決める

学校に行けない日が続くと、本人は説明することにも疲れてしまいます。家庭だけで抱え込まず、どの時間帯なら動きやすいかを学校と共有できると、登校へのハードルが下がる場合があります。午後からなら参加しやすい、保健室で休憩が必要になる、朝は連絡が遅れることがあるなど、具体的な状態を本人と相談して伝えるのがおすすめです。学校復帰を急ぐより、続けられる関わり方を探しましょう。

急な変化がある日は抱え込まない

いつもの起立性調節障害の不調と思っていても、急に様子が変わることがあります。強い頭痛、何度も倒れそうになる、胸の違和感、食事がほとんどとれない状態が続くときは、家庭だけで様子を見続けないことが大切です。気分の落ち込みが強い、眠れない、友人や家族との関わりを極端に避けるなど、心配な変化が重なる場合もあります。本人の言葉を急いで結論づけず、身近な大人へ話せる機会をつくってください。

今日の体調から無理のない一歩を

学校へ行けないのに遊びやゲームができることは、起立性調節障害では起こり得ます。朝と午後の体調差、活動ごとの負担、外出後の疲れ方を合わせて考えることで、本人を責めずに支えやすくなります。今日からは、遊んだ時間だけで判断せず、帰宅後の様子、眠った時刻、翌朝の状態を確認してみてください。小さな記録を続けることが、家庭での声かけや活動量を考える助けになります。首や肩、背中の緊張、日常の姿勢や過ごし方も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。


院長:藤田

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