
院長:藤田お気軽にご相談ください!
朝になると体がだるく起き上がれず、学校に行く時間になっても布団から出られない。夕方になると急に元気になり、本人も周りも戸惑ってしまうことがあります。真面目でしっかりしたお子さんほど、こうした変化に悩みやすいのではないでしょうか。
整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害になりやすい人の特徴や、朝の不調が起こりやすい理由についてお伝えします。
先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、なりやすい人の傾向から順にお伝えします。




まず特徴から確認しましょう


起立性調節障害の相談で多いのが、朝の不調とは対照的に夜は元気になるという場面です。朝は頭がぼんやりして起き上がるのがつらく、立ちくらみやだるさを訴えるお子さんが多く見られます。ところが夕方から夜にかけては表情も明るくなり、食欲も戻ってくるケースが少なくありません。この時間帯による差は、単なる気分の問題ではなく、自律神経の働き方が関係していると考えてよいでしょう。
なりやすい人の傾向として、性格面での共通点がよく挙げられます。責任感が強く、周りの期待に応えようと無理を重ねてしまうタイプの子は、体に負担がかかっていても弱音を吐きにくい傾向があります。頑張りすぎてしまう性格が続くと、体が休むタイミングを持てなくなることがあります。本人も「怠けているわけではない」と分かっていても、周囲にうまく伝えられずに苦しんでいることも多いようです。
年齢の傾向についてお話しします。小学校高学年から中学生にあたる時期は、身体が大きく変化する成長期にあたります。この時期は自律神経の働きも大きく変わるため、血圧や脈拍の調整がうまくいかなくなることがあります。成長のスピードと自律神経の発達のバランスが崩れやすい時期といえますね。
性別による違いも、よく相談を受ける点です。男子よりも女子に発症の割合が高い傾向があるといわれています。成長期のホルモンバランスの変化が、自律神経の働きに影響しやすいことが背景にあると考えられています。体質的な要因が重なりやすいだけで、特別な問題があるわけではないという見方もできます。
体質的な背景についても触れておきます。もともと血圧や脈拍の調整が苦手な体質を持つ子は、環境の変化や生活リズムの乱れが加わることで症状が出やすくなります。実は、体質だけが原因ではなく、首や背中の緊張が神経の働きに影響していることもあります。
周囲の理解が得られないと、症状がこじれやすくなることがあります。「怠けている」「甘えている」と言われることで、本人が無理に起きようとしてしまい、余計に体に負担をかけてしまうケースもあります。焦って行動を増やすと、夜の睡眠のリズムがさらに崩れることもあります。まずは体の状態が背景にあることを理解しておきたいところです。


家庭では、無理に急がせず生活リズムを整える視点から確認していくとよいでしょう。起床時間を一定にする、朝は水分を取ってから動き出す、といった小さな工夫から始めてみてください。首や肩に力が入りすぎていないかも一緒に見ておきたい点です。
症状が強く出ているときは、無理に体を動かすことを促さないほうがよいでしょう。立ちくらみや動悸が強い、夜も眠れないほどつらい状態が続く場合は、家庭内だけで対応しようとせず、状態を確認したいところです。
体の使い方の面からも、この症状を見ていくことができます。頭蓋・首・肩・背中にかけて神経の滞りや過緊張があると、自律神経の働きにも影響が出やすくなると考えています。朝に症状が強く出る場合は、こうした部位の緊張が関わっていることもあります。デスクワークやスマートフォンの使用時間が長いと、首や肩の負担が増えやすい点も見ておきたいところです。
真面目な性格、成長期の年齢、女子に多い傾向、体質的な要因は、いずれも起立性調節障害と関わりやすい特徴です。決して珍しいことではなく、体の状態として向き合っていくことができます。まずは起床時間や水分の取り方、首や肩の緊張の有無など、日常の小さな部分から確認してみてください。生活リズムを見直すだけでも変化が出ることがあります。朝の不調が続く場合や、体の使い方や生活習慣まで含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。

