
院長:藤田お気軽にご相談ください!
朝になると娘の顔色が悪く、声をかけても起き上がるのがつらそうなのに、夕方から夜にかけては友達とやり取りをするくらい元気になる。そんな様子を見ていると、これは体の不調なのか、それとも気持ちの問題なのか、判断に迷う方もいるのではないでしょうか。
整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害とうつ病の違いで迷ったときに、家庭で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、朝の不調と気持ちの落ち込みが重なって見えるときに、確認しておきたい点から順にお伝えします。




まず違いから確認しましょう


朝の不調と夕方の回復が同じ日の中で繰り返されると、心の問題なのか体の問題なのか、周りも本人も判断がつきにくくなります。数々のご相談の中でも多いのが、学校を休みがちになったお子さんについて、うつ病になったのではと不安を抱える保護者の方の声です。
立ちくらみやだるさ、気分の落ち込みなど、症状だけを見比べるとよく似ているため、周囲からも混同されやすい状態です。起立性調節障害は自律神経の働きに関わる体の不調で、うつ病のような気分の病気とは背景が異なります。朝に症状が強く出て夕方から夜にかけて回復するかどうかが、大きな分かれ目のひとつになります。


一日を通して気分が沈み続ける場合はうつ病を疑う材料になり、時間帯による変化があるかどうかがひとつの目安になります。
学校や周囲から、気持ちの問題やメンタル面の影響ではと言われると、保護者としてはより不安が大きくなるものです。実は、声のかけ方や生活環境だけが原因ではなく、体の状態が背景に関わっているケースも少なくありません。
起立性調節障害の背景には、自律神経の乱れだけでなく、体の緊張が関わっていることもあると考えています。これまでの施術の中では、頭蓋や首、肩、背中にかけて神経の滞りや過緊張が起きている状態を数多く確認してきました。これらの部位への負担が神経の働きに影響し、朝の起きづらさにつながっていると考えられるケースもあります。


不調が続くと生活リズムが乱れ、悪循環に入りやすくなるため、早めに流れを止めておきたいところです。
夜に眠れる時間が少しずつ遅くなり、朝はさらに起きづらくなるという流れができやすくなります。学校を休む日が増えると、気持ちの面でも落ち込みやすくなり、より起き上がりにくくなることがあります。
毎朝声をかけても起きられない状態が続くと、保護者側も気持ちの面で疲れてしまいやすくなります。自宅では、無理に急がせず、体調の波に合わせて過ごし方を整えていくことが中心になります。


顔色や声のトーン、朝と夕方での様子の違いを、日々の中で確認しておくとよいでしょう。食欲や睡眠の様子もあわせて確認しておくと、小さな変化にも気づきやすくなります。立ちくらみやふらつきが強く出ている朝に、無理に学校へ送り出そうとするのは避けたほうがよいでしょう。
起立性調節障害とうつ病が同時に見られるケースもあり、見分けがつきにくくなることがあります。気分が沈む、やる気が出ないといった抑うつ的な様子が続く場合は、体だけの問題と決めつけないほうがよいでしょう。気分の落ち込みが長く続く場合は、体の状態だけでなく心の状態にも目を向けたい場面です。一人で抱え込まず、周囲に早めに相談することが、負担を減らす近道になります。
家庭での工夫だけでは対応が難しい状態も見られるため、次のような様子があるかどうかも確認しておきましょう。


これらの状態が重なる場合は、体と心の両方を見てくれる医療機関へ相談することも考えたい時期です。
起立性調節障害とうつ病は似て見えても背景が異なり、夕方以降に回復するかどうかが見極めのひとつの手がかりになります。まずは今日、朝と夕方での顔色や様子の違いを、あらためて比べてみることから始めてみてください。朝の不調や気になる様子について、体の状態も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。

