
院長:藤田お気軽にご相談ください!
朝はなかなか起きられず、頭痛や立ちくらみを訴えるのに、夕方になると急に元気になる。学校を休みがちなお子さんを見て、このまま様子を見ていていいのか迷うご家庭も多いのではないでしょうか。
整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害で漢方薬を検討する際に知っておきたい考え方と、体の使い方から確認できることについてお話しします。
症状の全体像を先に確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは日常で確認しやすい点から順にお伝えします。




まず朝の状態から確認しましょう
朝の一場面から考えてみます。布団から出られず、声をかけても反応が鈍い。頭痛や吐き気を伴うこともあり、夜まで続く倦怠感に本人もつらさを感じているケースが少なくありません。一方で夕方から夜にかけて体調が戻る傾向があるなら、自律神経の働き方に偏りが出ている可能性があります。この時間帯の差は、状態を確認するうえで大切な手がかりになります。


漢方は体質に合わせて選ばれる点が特徴です。どのような漢方薬が処方されることが多いのかというと、体を温めて巡りを助けるタイプや、めまいや立ちくらみに向けたタイプなど、いくつか種類があります。東洋医学的な視点で体質を整えていく方法として選ばれることが多いようです。
ただし体質や年齢によって合う合わないがあるため、自己判断で継続するのは避けたいところです。専門家と相談しながら進めることをおすすめします。
効果の出方には個人差があります。効果を実感するまでにはある程度の期間がかかることが多く、数週間から数か月単位で様子を見る方も少なくありません。すぐに変化が出ないからといって、焦る必要はないでしょう。
成長期特有の背景も見ておきたいところです。


思春期の中学生に多く見られる症状であることも、この状態の特徴のひとつです。身長が急に伸びる時期は自律神経の調整が追いつきにくく、朝の不調につながりやすいといわれています。成長期のお子さんに処方する際に気をつけたい点として、体の変化に合わせて対応を見直す姿勢も大切になってきます。
ここでは体の使い方の視点からお伝えします。スマホやゲームで前かがみの姿勢が続くと、首から肩にかけての緊張が強くなりやすいといえます。この状態が続くと、頭部への神経の伝わり方にも影響が出ることがあります。
猫背気味の姿勢や、片側に重心をかける座り方も背中の緊張につながります。こうした日常の姿勢の積み重ねが、朝の不調を強めている場合もあります。個人的には、漢方薬による体質改善と合わせて、こうした部位の緊張の状態も確認しておきたいところです。神経の滞りを抱えたままだと、体質だけを整えても不調が戻りやすいという見方もできます。
自宅でできる範囲から見直してみましょう。


朝の光を浴びる習慣や、就寝時間を一定にすることは比較的取り入れやすい工夫です。水分と塩分を意識して摂ることも、立ちくらみの負担を減らす助けになります。まず確認しておきたいのは強い頭痛や意識が遠のくような症状があるかどうかです。こうした状態がある場合は、無理に生活改善だけで様子を見ようとせず、早めに相談したほうがよいでしょう。
倦怠感が続くと動くこと自体が減っていきます。体を動かさない時間が増えると、首や背中の緊張はさらに強まりやすく、朝の不調が改善しにくい状態が続くケースもあります。動きたくない気持ちと、動かないことで体がこわばる状態が、お互いに影響し合っている面もあるでしょう。
起立性調節障害は、朝に症状が強く出て夕方に軽くなる傾向があり、漢方薬による体質改善という選択肢もあります。ただ、頭蓋や首、肩、背中への神経の滞りが背景にある場合は、その部分への確認も欠かせません。今日からできることとして、就寝時間や朝の光を浴びる習慣を少しずつ整えつつ、首や肩の緊張がないか気にかけてみてください。漢方薬だけでなく、体の使い方や姿勢の癖も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。

