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起立性調節障害が夏に悪化するとき熱中症との違いに迷ったら

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朝になると子どもが起きられず、立ち上がるとふらついて顔色も悪い。夏になってから明らかに調子が悪くなった気がして、これは暑さのせいなのか熱中症なのか、それとも別の理由があるのか、判断がつかず戸惑うことがあるかもしれません。

整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害が夏に悪化しやすい理由と、家で確認できること、無理をさせないほうがよい状態についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、夏場の生活場面に沿って確認しやすいポイントからお伝えします。

院長:藤田

今の状態から一緒に確認しましょう

目次

暑い日に立ちくらみが強くなる場面

気温の高い日に立ち上がった瞬間、視界が白くなったり足元がふらついたりする場面が増えていないでしょうか。暑さで皮膚の血管が広がると、もともと血圧調節が苦手な体には負担が大きくなりやすいものです。涼しい季節には気にならなかった動作でも、夏になると症状が出やすくなることがあります。本人が怠けているわけではなく、暑さという環境要因が重なっているという見方もできます。まずこの点を家族で共有しておくと、必要以上に本人を追い詰めずに済みます。

熱中症との違いが分かりにくいとき

だるさやふらつきが、暑さによる体調不良なのか熱中症なのか、見分けがつきにくいと感じることもあると思います。

似ている症状が出やすい理由

どちらも発汗や脱水によって循環している血液の量が減り、脳への血流が不足することで似た症状が出やすくなります。そのため症状だけで完全に区別するのは難しく、暑い場所にいた時間や水分を摂れているかどうかも合わせて確認したいところです。

意識がはっきりしないときの注意

顔が真っ赤で体が熱い、呼びかけへの反応が鈍いといった状態は、無理に触らないほうがよいでしょう。このような場合は自宅での様子見を続けず、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態と考えてください。

夏休みに入って生活リズムが崩れていないか

学校がない期間は、就寝や起床の時間が少しずつ後ろにずれていきやすいものです。夜更かしや昼夜逆転気味の生活が続くと、もともと不安定な自律神経の切り替えがさらに難しくなります。夏休みという開放感の中で、本人も気づかないうちにリズムが崩れているケースも少なくありません。数々のご相談の中でも多いのが、夏休みに入ってから急に朝の不調が強くなったという声です。休み中だからこそ一度、就寝時刻の目安だけでも見直してみてください。

水分と塩分を摂っても改善しないと感じるとき

意識して水分を摂っているつもりでも、症状が変わらないと感じることもあると思います。

汗で失われる水分と塩分の量は夏場は普段より多くなるため、いつもと同じ量では足りていない場合があります。一度にたくさん飲むよりも、少量をこまめに摂る方法から始めてみてください。また冷たい飲み物ばかりだと胃腸に負担がかかり、余計に食欲や体力が落ちてしまうケースもあります。常温に近い水分を選ぶのも一つの工夫といえますね。

首や背中の緊張が朝の不調に関わることも

ここからは、体の使い方という視点で見た起立性調節障害についてお伝えします。

当院では、頭蓋・首・肩・背中への神経の滞りや過緊張が、朝の症状の出やすさに関わっていると考えています。首や肩の緊張が続いていないかという点は、体調の変化を追ううえで一つの手がかりになります。

暑さで体がだるくなると、姿勢を保つ力も落ち、猫背気味になったり肩に力が入ったりしやすくなります。こうした姿勢の変化が、神経の巡りにさらに負担をかけてしまうこともあります。

個人的には、水分や塩分だけでは改善しきれない部分に、体の緊張という視点を加えると見方が広がると感じています。

自宅でできることと無理をさせない線引き

家庭でできる工夫と、無理に頑張らせないほうがよい場面を分けて考えてみましょう。朝は横になったまま光を浴びる、起き上がる前に手足を軽く動かすなど、体への負担が少ないことから始めてみてください。

  • 朝は横になったまま光を浴びる
  • 起き上がる前に手足を動かす
  • 水分と塩分を少量ずつこまめに摂る
  • 顔色が悪いときは無理に立たせない

反対に、めまいが強く顔色も悪いときに無理に学校へ行かせようとするのは、症状をこじれさせる方向に働くこともあります。体調が落ち着くまで様子を見る判断も、大切な対応の一つです。

夏休み明けの登校が近づいて不安なとき

休み明けが近づくと、また朝起きられなくなるのではという不安が強くなる時期でもあります。夏休み中に崩れたリズムを一度に戻そうとすると、体への負担が大きくなりがちです。数日単位で少しずつ起床時刻を早めていくくらいの気持ちで取り組んでみてください。本人が焦りを感じている場合は、リズムを戻す期間そのものに余裕を持たせておくと、気持ちの負担も軽くなりやすいでしょう。

改善が見られないときに一度状態を確認する

水分や生活リズムを見直しても、朝の不調が続く場合もあります。

症状が長引くときは、首や背中の緊張が強く残っている可能性も考えられます。体の状態を確認しながら、神経の滞りにアプローチする方法もあります。薬に頼る前にできることを探したいという方にとっても、体の使い方を見直す視点は一つの選択肢になり得ます。

今日からできることを一つずつ試してみる

起立性調節障害が夏に悪化しやすいのは、暑さによる血管の変化と生活リズムの乱れが重なりやすいためです。水分と塩分の摂り方を見直すことに加え、首や背中の緊張を確認する視点も持っておくと安心です。まずは水分の摂り方や起床時の過ごし方など、負担の少ないことから一つ試してみてください。小さな変化でも、続けることで体調の波が落ち着いてくることがあります。水分や生活リズムだけでなく、首や肩の緊張も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。


院長:藤田

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