
院長:藤田お気軽にご相談ください!
朝になると体がだるく、なかなか起き上がれない。学校に行こうとしても頭がぼんやりして立ちくらみが続く。そんな状態が何週間も続くと、このまま様子を見ていてよいのか迷う方もいると思います。
整骨院ふじた・春日院の藤田です。この記事では、起立性調節障害で処方されるメトリジンについて、薬の役割、効果を感じにくいときの考え方、体の面から確認できることについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、朝の不調が続く方に向けて、日常で確認しやすいところから順にお伝えします。




今の状態から一緒に考えましょう
まず確認しておきたいのは、症状が出る時間帯です。起立性調節障害では朝から午前中にかけて立ちくらみやだるさが強く出て、夕方から夜にかけては比較的楽になる方が多く見られます。これは体を起こす際に必要な血流の調整が、朝の時間帯にうまく働きにくくなるためと考えられています。この特徴を知っておくと、単なる寝坊や気力の問題ではないことが分かり、生活の組み立て方も見直しやすくなります。
病院を受診すると、メトリジンという薬を勧められることがあります。


メトリジンは一般名をミドドリン塩酸塩といい、血管を収縮させて血圧を上げる働きを持つ薬です。起き上がったときに血圧が下がりすぎるのを防ぐ目的で使われることが多く、起立性調節障害の治療でよく耳にする薬のひとつといえるでしょう。
飲み始めてすぐに楽になるとは限りません。薬の効き方には個人差があり、数週間経っても実感がはっきりしないケースもあります。効果が薄いと感じても自己判断で量を増やさないことが大切です、体への負担につながることがあるためです。


思ったほど楽にならないという声は少なくありません。焦らず、体の状態全体を見直す視点も持っておきたいところです。
薬だけでなく、体の使われ方にも目を向けてみましょう。頭蓋や首、肩、背中にかけて神経の通り道が過度に緊張していると、体を起こす際の調整がスムーズに働きにくくなることがあります。デスクや勉強机での姿勢が長時間続く生活も、この緊張を強めやすい要因のひとつと考えられます。


背中には自律神経に関わる部分が集まっているため、ここの緊張がゆるまないままだと、朝の切り替えがうまくいきにくくなるケースもあります。
朝がつらいと、生活のリズムそのものがずれていきます。起きられない日が続くと就寝時間が後ろにずれ、さらに朝が起きづらくなるという流れに入りやすくなります。学校を休むことへの不安が本人のストレスとなり、体の緊張を強めてしまうこともあります。
無理のない範囲で、次のことから始めてみてください。起きる時間を毎日できるだけ揃える、水分を朝多めに取る、急に立ち上がらずゆっくり体を起こすといった行動は、比較的取り入れやすいものです。頭痛やめまいが強い日に無理に登校させるのは避けたほうがよいでしょう、症状を悪化させることがあるためです。


体の面だけで判断しにくい状態もあります。症状が急に強くなった場合や、日常生活に大きな支障が出ている場合は、まずは処方を受けている医療機関へ相談することが欠かせません。薬の量や種類についても、自己判断で変えず医師に確認しておきたいところです。
薬による治療と並行して、体の状態を確認する方法もあります。数々のご相談の中でも多いのが、朝の不調に加えて肩や首のこわばりを感じているケースです。頭蓋・首・肩・背中にかけての緊張を確認し、神経の通り道への負担を減らす視点からアプローチすることもできます。できるだけ薬に頼らなくてよい状態を目指したいという方にとって、こうした体の面からの確認は選択肢のひとつになるでしょう。
起立性調節障害は、薬の働きと体の状態の両方から見ていくことが大切です。今日からできることとして、起きる時間の記録をつけたり、朝と夕方の体調の違いをメモしておくことから始めてみてください。小さな記録が、その後の相談にも役立ちます。薬だけでなく、体の使い方や生活の負担も含めて確認したい方は、整骨院ふじた・春日院へお気軽にご相談ください。

